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ピアノメーカーの企業風土と体質に失望

ピアノメーカーの企業風土や体質を知るにつけ最近は失望することが多いです。

ドイツのトップメーカーの社員は「ヒラメの目」で上しか見ないという話を浜松のピアノメーカー幹部したところ、サラリーマンである以上しょうがないと云われるのでその話題はやめました。

前置きが長くなりましたが、ディアパソンの創設者の大橋幡岩氏のことを、直接の弟子であった乗松さんに話を聞くことがありました。

弊社2Fで話をする乗松氏


乗松さんの話によると、今のピアノの設計はPCでするので部分部分は理解していてもピアノ全体を理解している者はもう浜松にはいない。

ピアノ全体を理解しているのは大橋幡岩氏が最後だろうと仰っていた記憶があります。

先日も出荷調整の際に鍵盤の鉛の入れ方がおかしいことに気がつきメーカーにクレームを入れたところ、今は機械で鍵盤の重さを量って鉛を埋める位置を決めるので良い対処の方法がわからないとの返答をもらい大いに失望したところです。






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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノの性能は基本性能+調整+音響で決まります

ピアノ自身の基本性能も重要ですが、同様に丁寧な調整と整音、部屋の音響で最終的な性能が決まりますので、いくら高級ピアノと云えども丁寧調整が省かれ音響が悪い部屋だと本来の性能を発揮しません。

逆に安価なピアノでも丁寧な調整と整音を施し、音響の良い部屋に置くと魅力的な音色とタッチのピアノになります。





さらに防音の配慮も必要になりますし部屋の温度と湿度管理も重要になります。

都内南麻布のマンション、現在、防音と音響の工事中
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舞台の反響板、観客に明瞭な音を飛ばすために必需品
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性能のためには納入前の3日かけた出荷調整(整調・調律・整音)が不可欠です
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ご予算に応じたお気に入りのピアノを購入して、これに丁寧な調整を施し、防音は簡易防音で対応、後は温度・湿度管理をこまめにすれば、満足度の高いピアノライフの持続が可能なように思います。

ピアノの選び方とその問題点

ピアノの防音対策

ピアノの調律とメンテナンス




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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノメーカーに聞かせたいトヨタ自動車名誉会長の話

トヨタの会長の話を浜松のピアノメーカーさんにも聞かせたいと思いました。

日刊工業新聞より引用

「現地現物の感性は絶対に鈍らせてはいけない」
豊田名誉会長は「ものづくり、ひとづくり」と題した講演でこう強調した。

 「現場感覚のないモノづくりでは継続的な“カイゼン”にも革新にもつながっていかない」と長年の経験を基にした信念を披露。ITの発達などで技術者がオフィスで議論し、パソコンで作業が完了する時代になったことにふれつつ「現場に行き、現場の声を聞き、現場に立って考えよう」と主張した。

今のピアノ業界は一部のメーカーを除いて、特に有名なピアノメーカーほど、現場の問題点に聞く耳をもたないので問題点がたくさんあります。

詳しくは下記の資料をご参照ください



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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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