ピアノの性能を最大限引き出すために

Tuning & Maintenance

相性の良いピアノとの出会いのために

Choosing a piano

ピアノ日誌

Piano Diary

Home>ピアノ日誌

ピアノの保障内容について

新品ピアノのメーカーの保証期間は1千万円クラスでも5年、国産メーカーで1年、稀に40~50万円の中古アップライトでも10年間の保証を謳う店がありますが保証の具体的な内容をご存じの方は少ないようです。

ここで云う保障とは万一製造上の欠陥の場合は無償で交換または修理しますという意味で車のリコールと同じです。

しかし長い歴史を持つピアノの場合はリコールはほぼありえません。

過去に一度だけ、鍵盤を人工象牙を採用した時に、短期間で変色することがありこの時は無償で鍵盤を張り替えたことがありますが、記憶ではその1件だけです。

ピアノの不具合についても保証してくれるか?

ピアノの不具合とは、鍵盤の高さや深さが不揃い、鍵盤が重い、雑音がする、音が出難い、音色がおかしい等が考えられますが、これらの不具合については保証の対象にはなりません。

いずれも抽象的で個人の感じ方の違い、或いは適切な空調管理がなされていなかったのが原因と云われればそれまでになります。

そのように考えるとピアノの補償というのは、言ってみるだけで、保証期間が何年であってもほとんど意味がないことになります。

たとえばチェコのペトロフピアノの場合は、下記のお客様カードがお手元に残ります。

ペトロフピアノ社の社長スザンヌ・ペトロフ氏 チェコのピアノ工場にて

20161101132330

 

20161101132359

 

 

 

 

 

 

 



ピアノのメンテナンスは販売店とお客様の信頼関係の上に成り立っており、設置環境が悪ければ適切なアドバスして環境を改善してもらい、最初から丁寧に調整されたピアノなら、仮に不具合が起こっても、定期メンテナンスの折に簡単に修復できますので適切なメンテナンスさえやればまず問題は起こりません。




無料資料の詳しいご案内はこちらから

 

 

 

 

 

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


たくましい下半身に憧れました!

 



たまたま見かけた山陽新聞社のフォトコンテストのPRポスターですが、思わずスマホで写真に撮りました。

何に魅かれたか?と云いますと彼女のたくましい下半身です、日々、下半身の衰えを感じている者として、彼女の若いエネルギーと下半身のたくましさ、下半身の安定感、そして彼女の笑顔に強く惹かれたので皆様にシェアしました。

力石総社




無料資料の詳しいご案内はこちらから

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


アンティークピアノの問題点

100年落ちのピアノをリニューアルしたもの、いわゆるアンティーク(ビンテージ)と呼ばれるピアノは、ノスタルジックな魅力があり一部の愛好家に人気があります。

しかし響板を補修し消耗部品のハンマーや弦、フェルト類を新品に交換したピアノであっても、ピアノ内部には接着箇所が膨大にあり、それらの膠(にかわ)の接着面もさすがに100年も経過すると脆くなっているので、どこが剥がれるかは誰にも予想ができません。

広い面積を持つピアノの響板

1980年製のピアノですが響板の割れで雑音が止まりません
響板の修理には一度弦とフレームを外して埋木する必要があり大変です

同じ1980年製のピアノの響棒が剥がれかかっておりここからも雑音が出ます

響板を埋め木したアンティークピアノ


デリケートな部分が多いのでファーストピアノではなく、セカンドピアノとして丁寧に使用し、空調管理(温度湿度)も万全を期す必要がありますが、それでも想定外のところが剥がれて故障する可能性があります。

しかも一旦トラブルとなると修理も厄介なことになることが多いので、メンテナンスの大変さ(費用)も頭に入れておく必要があります。

それらを勘案してアンティークピアノのメンテナンスは請け負わない調律師も多いので、何かあってもすぐに駆けつけてくれ、面倒な修理も気軽に対処してくれる修理に長けた調律師の確保が必要です。

※グランドピアノのアクションは1970年代(メーカーにより前後)に今のように連打が容易にできるアクションになりました

旧式アクション(シュワンダー)と現代アクションの違いについて


中古ピアノのメリット・デメリット




無料資料の詳しいご案内はこちらから

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノ日誌Piano Diary


不要・中古ピアノ買取
ピアノ聴き比べ