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知っておきたい生産国表示のルール

中国でピアノを作るのは中国の高い貿易関税壁のため
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日本や欧米の先進国では既にピアノの需要は少なく、最近は中国が世界最大のピアノ市場で、次いでインドネシアをはじめとするアジア諸国になってきています。

そのような背景がありますが、日欧米でピアノを製造して中国へ輸出すると35%程の高額な関税等がかかるので(日本へのピアノ輸入は関税がゼロ)、最大市場である中国でピアノを安価に販売するために地産地消で、日欧米のメーカーは中国に工場を持つか、中国で委託生産する必要があります。(インドネシアも同様)

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なので日欧米のメーカーも中国工場か中国メーカーで委託生産したピアノの大半を中国国内で販売し、残り?を関税のかからない日本や欧米に輸出しているのが実情です。

余談ですが、ネットニュースによれば、アメリカの国内法では、アメリカ車というの構成部品の75%以上がアメリカの工場で生産されていないと、アメリカ製の車とは認めないそうです。

それに照らすと今のアメリカ車というの6車種(アメリカブランド)ほどしか存在せず、上記の条件を満たすアメリカ車のなかでアメリカで一番多く販売されている車は何とトヨタのアメリカ製のカムリだそうです。

同じ定義で日本のピアノ業界をみると、日本製、ドイツ製、ヨーロッパ製と呼べるピアノは、アメリカ製自動車と同じでかなり少数派になるのではないでしょうか。

ちなみにピアノの場合は、最終工程を施した国が生産国とされていますので、極端に解釈すれば、本体とペダルを別々に輸入して、日本でぺダルを取り付ければ日本製の表示が可能になります。

よくある質問
⑦知っておきたい生産国表示の業界ルール

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


グランドとアップライトの違いは?

アップライトのメリットはスペース効率が良い(場所を取らない)、製造コストがグランドの約半分(安い)、この2点ですが、メカニズム的にはグランドの方が断然優れています。
プレップ

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動画で簡単にご紹介しています。
       ↓
グランドピアノとアップライトピアノの違い

グランドピアノは弦や響板が水平ですので背が低く、その意味で演奏者に圧迫感を与えず音の抜けも良く、必要なら遠くに音を飛ばすことができます。

逆にアップライトピアノは背が高い分演奏者に圧迫感があり、前面の演奏者側はケースで蓋をした状態で、音は後ろ(壁側)に抜けますので、出ている音のエネルギーはほぼ同じですが、演奏者には音が籠って聞こえます。

また鍵盤の動きをハンマーに伝えるメカニズムが、アップライトピアノは鍵盤を一番下まで押し下げた状態から、元の高さ(10mm)まで鍵盤を上げないと2回目の音を出すことが出来ませんが、それに比べ、グランドピアノは鍵盤を押し下げた状態から半分位上げたところで2回目の音を出すことが出来ます。結果として連打がアップライトピアノは1秒間に7回、グランドピアノは1秒間に14回連打が可能になります。これはグランドピアノにレペティションレバーシステムという機能が備わっているためです。
さらに、グランドピアノはダンパーペダル、ソフトペダルも自然に機能して、演奏者の細かいテクニカルな表現が可能です。

同予算で考えた場合、純粋にピアノのより良い(上質な)音色と響きを楽しみたいということを重視すれば高級(高品質)なアップライト、それよりも高度な演奏テクニックや表現力を重視すればグランドピアノの選択になると思います。

この境界線が大体ご予算200万円前後で、200万円以上のご予算の場合は、スペースが許す限り大概はグランドピアノの選択になります。

物理的な違いは概ね前述の通りですが、そのような価値観とは別に、ピアノを大切な一生ものの楽器として考え(良いピアノを所有する喜び)、自宅でさりげなく良い音色や響きでピアノ演奏を楽しみたいという向きには、良質の小型のアップライトピアノも一つの選択肢かも知れません。

よくある質問

 

 

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ペトロフの極上の中古品が入荷しました!

珍しくペトロフのP118 C1チッペンデール仕様、ウォルナット艶消の中古品が入荷しました。


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このピアノは2011年5月に弊社から岡山市内に新品で納品させて頂いたものですが、今回、引っ越しのためにやむなく手放されたもので極上品です。

外装がウォルナットの艶消しの本格的なチッペンデール(猫脚)と魅力的です。

まだ未調整なので、これから少しづつ整調・調律・整音を施して仕上げて行きます、興味のある方は早めにご来店下さい。

お薦めブランド ペトロフ

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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