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中国ではヤマハよりカワイの方が評価が高い?

ヤマハは世界最大の総合楽器メーカーでカワイも世界№2の楽器メーカーですが、日本ではヤマハブランドの方が優位ですが、中国ではカワイブランドの方が優位のようです。

と云うのも数年前に中国の大連から弊社に中古ピアノを求めて来店された音大の准教授(女性)がおられましたが、どうしてもカワイの中古ピアノが欲しいのだそうです。

ヤマハではだめですか?そうです、カワイでないとダメです。
何でですか?彼女の答えは、ヤマハは良く鳴るけど奥がない、その点、カワイは奥があるのだそうす。

全部で5台の中古ピアノを購入予定でしたが、弊社はではヤマハの中古品が多くカワイの中古品は2台しかなかったので2台のカワイの中古ピアノを購入いただきましたが、所変わればピアノの評価も変わるものだと感心しました。

中国の大連からのお客様


調整についても研究熱心で1時間半に及ぶレクチャーも興味深く見ておられました


調整のレクチャーの結果、ぜひ大連まで来て欲しい!と云われ、日当5万円で顎脚は別になりますとお伝えしたところ、ぜひ、お願いします。

お客さんはいくらでも紹介しますので1ヶ月でもOKですとのことでしたが、行きたくないとのことでこの話はボツになりました。

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノの快適な音響対策

良い音響には天井が高く広い部屋と適切な反響板が必要になりますが、現実には難しく狭い部屋でピアノを弾く方も多いかと思います。

ピアノの性能は、ピアノ自体の基本性能と部屋の音響、丁寧な調整・調律・整音の3つの要素で決まります。


特に狭い部屋の場合(狭い防音室等含)音圧が強すぎて短時間の演奏でも頭が痛くなることがあります。

下図の様に部屋隅では音圧が最大となり易く音圧分布にムラが生じ、音楽には不適当(低音域)な環境になります。赤いところが音圧が高い


狭い部屋でも快適な音響空間を得るにはプロの音響屋さんに依頼するのが一番ですが、高額になりそうなので、素人でも部屋に吸音材を貼ることでそれなりに不快な音圧を下げれることができそうです。

弊社の一番狭いピアノ教室(4畳半?)には、壁に吸音材を貼っています。

アマゾンで見つけた吸音材ですが、価格も安くたくさんの種類があるのでご自身で試行錯誤されてみてはいかがでしょうか。

グランドピアノは上下に音が抜けますが、アップライトピアノは裏側の壁面に音が抜けますので、ピアノの裏の壁に吸音材を貼るとかなり音が吸音されると思います。



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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノの性能は調律師の腕と情熱で決まります

ピアニストの(故)中村紘子さんの専属調律師の(故)鶴田さんは、中村紘子さんの自宅のスタインウェイ(2台)を毎月メンテナンスに行かれていたそうですので、彼女の音色やタッチの好みを知り尽くしておられたのだろうと思います。

全国ツアーの際にも必ず調律師の鶴田さんが前日入りして、ホールのスタインウェイを1日かけて鍵盤調整から始めて中村紘子さん好みのスタインウェイに仕上げるようにされていました。

同じスタインウェイでも状態はいろいろなので、これを前日入りして中村紘子さんの好みのタッチと音色に仕上げてくれるので、中村紘子さんは安心して本番の演奏ができたのだろうと思います。

つまり万人が良いというピアノはあり得ないので、難しいことですが、いかなるピアノであれ、自分の好みを的確に具現化(調整と整音)してくれる、一生付き合えるような調律師とめぐり合えることがご自身のピアノライフにとっては最重要課題のように思います。

一昨日は大分、昨日は大阪からお持ちのピアノ(ヨーロッパ製、スタインウェイ所有)の不満解決のために弊社にご相談に来店されお話をお聞きしたりして、皆さんのご苦労がわかりますので少し解説させて頂きました。









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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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