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お子様にはどんなピアノを与えたら良いのか?

日頃のご相談から思うことですが、ご両親にピアノ経験がない場合、我が子にはどんなピアノを選んだら良いのか?とお悩みの方が多いように感じます。





指の力が弱いお子様こそ、丁寧に調整されたピアノが必須です! 

お子様には中古品を含めどんなピアノを選んでも良いのですが、その際最も大切なことは良く調整されたピアノということが絶対条件です。

その理由は、いかなる高級ピアノでも十分な調整なくしては、弾き難く表現力の劣るピアノになるからです。

表現力豊かなピアノで練習するとピアノが上手くなるというお話

中古グランドを購入された方からの悩みのご相談例

ピアノは鍵盤を通じてリモートコントロールで打弦する仕組みで、木とフェルトが複雑にリンクしたメカニズムを持ちます。

ですからメカニズムを構成する自然素材特有の伸縮や歪みを調律師の手でひとつ一つ修正してから擦り合せ調整をしてやらないと、鍵盤が重くて弾き難く、しかも演奏者の意図したような演奏はできません。

アップライトの打弦メカニズム

グランドピアノの打弦メカニズム


しかもピアノは大人用、子供用がないので調整不足でピアノでは筋肉が十分に発達していないお子様が演奏するには全く不適当なピアノということになります。

ちなみに鍵盤は(ダウンウエイト)50gで下がり20g位で上がるのが大体の標準ですが、ダウンウェイトが60gを超えるとお子様には無理が生じます。

ですからピアノ自体は中古、安価、高級、どんなピアノを選んでも良いのですが、一番重要なことは良く調整されたピアノが絶対条件になりますが、一般にこの重要なところが良く理解されていないようです。

ピアノの調律とメンテナンス

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


トップで選ぶピアノ選び №2

「あらゆる組織(会社も家庭も)はトップで99%決まる」という話があり、最近の話題では、カルロス・ゴーン氏がトップの日産の不祥事がマスコミを賑わしていますが、豊田彰男がトップのトヨタの不祥事は今のところ出てきません。

そのような観点で今のピアノ業界をみると、スタインウェイのオーナーはアメリカ人の投資家ですし、今や世界の№1と№2の楽器メーカーであるヤマハとカワイはハイブリットピアノに情熱を傾けています。

アコスティックピアノに一番こだわりを持つ最右翼が、先日もご紹介しましたがイタリアのファツィオリピアノの創業者パオロ・ファツィオリさんです。

パウロ・ファツィオリさん


二番目にパオロ・ファツィオリさんほどの情熱はないですが、チェコのペトロフピアノの5代目社長のスザンヌ・ペトロフさんを挙げたいと思います。

スザンヌ・ペトロフさん ペトロフピアノの工場にて


わざわざチェコから岡山まで来てくれたペトロフ社長(写真中央)
弊社3Fにて 弊社スタッフとミーティング


お薦めブランド ペトロフピアノ

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


調律師の技術レベルは意識レベルの違いです

調律師の仕事の具体的な内容は一般にはわかりづらく、それ故に優秀な調律師を求めても、いったい何処の誰に依頼すればわからないのが実情かと思います。

お持ちのピアノの性能に不満をお持ちのユーザーから弊社にそのような問い合わせが多く寄せられるので、実際にご不満を抱えておられる方が多いのではと推測しています。

調律師の仕事内容とは?

調律師の仕事を家の掃除に例えてご説明すると、私が掃除したという場合は、掃除機をかけたら掃除したと訳で、これ以上何をするのか?ということで本人もこれで満足しています。

しかしうちの奥さんから見ると、それは掃除をした内に入らないそうです。
押入れの中はごちゃごちゃだし、テレビの裏や照明器具は埃だらけで落ちつかないようですが、これは技術の差ではなく意識レベルの差と云えます。

ピアノの調律もこれと同じで、調律(前出の掃除機)の他に手間がかかる整調や整音をしない(やる習慣がない)調律師がほとんどなのですが、これらの作業を省くといくら調律(調弦)をしても性能の良いピアノになりません。

しかもピアノの場合は家の掃除と違い、整調・調律・整音が絶妙にリンクしていますので、一つでも手抜きがあれば十分な性能を発揮しません。

全ての基本が鍵盤調整です

先ずはすべての鍵盤がスムースに動くようにします


この作業は鍵盤調整と呼ばれるものですが、出荷調整で鍵盤調整は新品で1日、中古品なら新品の倍以上の作業時間が必要ですが、鍵盤調整の数値がその上に乗るアクション等、全ての調整の基礎になりますので非常に重要な作業です。

全ての白鍵と黒鍵の高さと深さを一定にします。


作業内容は見れば誰でもわかる単純な作業の連続ですが、鍵盤調整は全ての基礎になる重要な作業です。

鍵盤調整は毎回のメンテナンスでも必ず必要な作業(出荷調整と違い微調整)ですので、もし鍵盤調整を省く調律師の場合は、次回から調律師を変えるべきです。

本来の調律師の仕事はこのような単純作業の連続になります。ですから調律師の技術力云々ではなく、当たり前のことを当たり前のように順番に手を抜かずにやることができれば、いかなるヒアノも必ず性能が良い魅力的なピアノになります。

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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