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中古ピアノに対する新品の優位性は選択肢が多いこと

特にアップライトの中古品は過去の販売実績から外装もシンプルで黒色の大きめのピアノが多いのですが、最近はコンパクトな木目でインテリア性の高いピアノが人気ですが、新品ならば好みの木目やデザインを自由に選べるメリットがあります。


新品なら様々なデザインや木目、塗装(艶出し、半艶、艶消し)を自由に選ぶことができます


1Fに展示中の個性豊かなヨーロッパ製アップライトピアノ
ヨーロッパ製のピアノ椅子も魅力的です




さらに一般的な中古品より少し高価になりますが、中国の№3のハイルーン(№1は国策会社のパーリリーバー、№2は杭州ヤマハ)で委託生産されるヨーロッパの老舗ブランドはUPで60万円台~GPで130万円台からという比較的お手頃価格でヨーロッパテーストを味わうことができます。

これらは老舗のヨーロッパブランドを所有する喜びもありますが、これを日本で丁寧に調整(整調・調律・整音)すれば従来のヤマハ、カワイの新品より性能的にも魅力的になる可能性があります。



コストパフーマンスの高い中国で委託生産されるヨーロッパの老舗ブランド



 


ピアノの選び方とその問題点

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


中古ピアノの実情

中古ピアノもアップライトとグランドでは過去の使用状況に大きな違いあります。

①アップライトは、可愛い孫へのプレゼントとしておじいちゃん、おばあちゃんがプレゼントした高級なピアノが多く、しかもレッスンも途中辞めした場合が多いので、古いピアノだけど置いていただけというピアノも多い存在します。

②グランドピアノは音楽的目的を持って購入されることが多いので、酷使されたピアノが多くなります

③以上はファーストユーザーからの話ですが、最近は中古の中古、すなわち最初から中古ピアノを購入された方が手放された中古ピアノも多くなっています。

①②③のケースがありますが、いずれにしても古いピアノだから、またはよく使ったピアノだから問題ということではなく、問題は消耗品の状態が問題であり、消耗品がしっかりしていれば大丈夫ですが、消耗品の寿命が近づいているピアノの場合は、性能的にも劣りますし消耗品の交換となれば安い中古ピアノの購入代金ほどの交換費用がかかります。

きちんとした中古ピアノに仕上げるには、以前の使用・設置環境を考慮し、前のユーザーの癖をリセットするための調整に相当な手間がかかります。

ネットや展示即売会で安さを訴求する広告が多いですが、本来のきちんとした中古品に仕上げるには目に見えないコストが随分かかることを理解しておく必要があります。


 



中古ピアノのメリット・デメリット

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植田 信五


タッチにご不満の方、鍵盤の鉛調整をしてみませか!?

鍵盤が重かったり思ったように反応してくれなかったりといったご不満をお持ちの方も多いのではないかと思います。

これには鍵盤やアクション等の調整不足ですが、きちんと調整しても鍵盤が重い、あるいは鍵盤の重さが不揃いということにご不満の方は、鍵盤の鉛調整をされてみてはいかがでしょうか。

鍵盤の鉛調整とは、鍵盤に埋め込まれている鉛の位置と大きさを適切にすることで、鍵盤の重さを均一にして重さも演奏者の好みに調整する作業です。

鍵盤には鉛が埋め込まれています



鍵盤の裏側にひかれた線が写真からわかりますでしょうか?(写真はヤマハのグランドピアノ)


普通のピアノは生産段階で一律に鉛が埋め込まれているので、厳密にみていくと同じピアノでも重い鍵盤と軽い鍵盤があり弾き難くなります。これがヨーロッパ製の高級ピアノは、生産段階ですべてをきちんと調整した上で、手作業で鍵盤一つひとつの鉛の位置を決めていきますので均一なタッチになります。

このあたりが高級ピアノと普通のピアノの違いでもあるわけですが、これを普通のピアノで行えば、鍵盤が重い軽いという悩みはなくなり、どんなピアノでも快適なタッチのピアノになります。


鉛の位置決めの作業



以前の鉛の穴を埋め木します

 


新しく埋める鉛の穴を空けているところです


このように全ての擦り合わせ調整が完了してから、鍵盤ひとつ一つのアップとダウンを測定してからを手作業で鉛の大きさと位置を決めてやると国産の普通のグランドでも1千万円クラスの高級ピアノと同様の弾いて気持ちが良いピアノに仕上がります。

下記の記事をご覧いただくと調整のことが良くわかります

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