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ヤマハからスタインウェイに買い替えなかったお話

ご近所にお住いの開業医のお医者(男性)さんが、「やはりスタインウェイでないとダメなのか?」と何かご来店いただきました。理由は、ヤマハのグランドのC3を10年ほど使用されていますが、どうしても我慢できないところがあり、ヤマハのコンサートチューナーの方に3回ほど診てもらったが一向に不満点が解消しないとのことでした。

そこで弊社の技術者がご不満があるというヤマハC3を、丸2日かけて調整をして快適なC3に生まれ変りました。



その後「今度、学会で東京に行くのでその機会に家族も同行してスタインウェイとファツィオリを試弾してきます、但し、植田さん、スタインウェイとファツィオリを試弾して感動したら買いますが、感動しなければ買いませんよ」と念を押されましたが、購入後の部屋の改造の話までされて買う気満々で上京されました。

その後、弊社にご報告に来られまして「試弾しましたが特に感動しませんでした、なので当分、今のC3を弾きます」とのことでガックリきましたが、この時、たとえ普通のヤマハのC3でもきちんと丁寧に調整するとスタインウェイやファツィオリと云う高級ピアノと比較しても、そんなに劣るものではないということを改めて感じました。

ピアノの調律とメンテナンス


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノのビフォーサービスとは?

ピアノの場合はアフターサービスよりも、納品前のビフォーサービスの有無が特に重要です。

その訳は1時間程で完了する調律作業と違い、調整を一通りするには手慣れた調律師でも新品で約3日間、中古品ならその倍以上の長い作業時間が必要になります。

ですから一旦納品してからお客様宅で丁寧な調整するには時間的制約あり現実には困難なので、納品前に事前に販売店が十分な調整を行ってから納品する必要があります。これがピアノのビフォーサービス、出荷調整(プレップ・アップ)と呼ばれるものです。

アフターサービスも大切ですが、調整には時間(手間)がかかるためビフォーサービスの有無の方が重要です。

しかし現実にはユーザーを含め業界全体の調整に対する理解不足とコスト削減で、最高級ピアノでも納品前の調整がかなりの部分が省かれる時代、たとえばスタインウェイの新品は昔は輸入元が出荷調整に24時間(3日間)かけていましたが、今では出荷調整が5時間に制限されているので、それより安価なピアノ、特に新品以上手間がかかる中古品は、余程、性能に対する意識レベルの高い店でなければ十分な調整は期待できません。

鍵盤からの打弦まで木が主体の仕組み(グランドピアノ)
このメカニズムの伸縮や歪みを修正してから、各部の擦り合せ調整が必要です(プレップ・アップ)


鍵盤からの打弦まで木が主体の仕組み(アップライト)
このメカニズムの伸縮や歪みを修正してから、各部の擦り合せ調整が必要です(プレップアップ)



先ずは土台の鍵盤調整から始めますが、鍵盤調整だけでも新品で1日の作業時間が必要です。

鍵盤調整とは全ての鍵盤がスムースに動くようにしてから鍵盤の高さと深さを整える作業
どんなピアノであれ鍵盤調整を行うと、鍵盤がサクサク動き、弾き易く表現力が上がります。


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


スタインウェイGPを2階へ手作業で吊り上げ納品しました!

ピアノの2階上げは通常ならユニック(トラックの荷台に備えつけのクレーン)で簡単に吊り上げることが出来ますが、今回は、道路から2階のベランダまで数十メートルの距離があり、大型クレーンなら可能ですが、その場合は道路を塞いでしまうので、やむなく庭から柱を組んで6人がかりの原始的な吊り上げ作業になりました。(場所は世田谷区成城)

手すりの壁がガラスなので、ピアノの重量をかけるとガラスを割る心配もありました

ガラスがピアノの重量で割れないように強固な支え棒を作りました

下準備が整いましたので、いよいよ吊り上げ作業です

 

やっとテラスまで運び上げました

 

やっと2階に上がりました

苦労して2階上げしたピアノはスタインウェイM-170

特殊作業なので運送会社からの請求は約35万円となりましたがうまく搬入できて一安心です。



お奨めブランド スタインウェイ


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植田 信五


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