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ショパン6月号に~知られざる調律師の世界~の特集記事

ショパン6月号 映画『羊と鋼の森』 
特集記事 羊と鋼を操る人々 ~知られざる調律師の世界~  山崎賢人 調律師を演じる。



記事の中に友人のファツィオリジャパンの調律師、越智晃氏の作業内容が3ページを使って取り上げられていました。






取材場所は越智氏が調律にお邪魔した都内のピアニストさんのお宅でしたが、感心したのはこの先生の自宅にピアノのアクション模型をおいておられ、実際に生徒さんに触ってもらってピアノ内部の機構に意識を向けてもらうのだそうです。

そうすると生徒さんの実際のピアノ演奏でもタッチや音色が変ってくるそうです、これは良いアイデアイだと感心しました。

ピアノをお弾きになられる方は、鍵盤を通じて遠隔操作でハンマーが弦を叩くピアノの内部構造を理解すると実際のピアノ演奏も変わると思いますので、是非、皆さまも研究してみて下さい。

グランドピアノのアクション模型


ピアノの調律とメンテナンス

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノの定期メンテナンスも半日かけて整調・調律・整音を行なうのが普通です。

浜松ピアノでは定期メンテナンスも基本的に半日または1日かけて行うようにしていますが、これはメーカー、中古・新品、安価・高級を問わず、いずれのピアノでもメンテナンス内容は基本的に同じです。

基本料金もグランドピアノ・アップライトを問わず、かける時間が同じなら同一料金で、弊社ユーザーの場合は半日で¥20.000~、1日で¥40.000~、通常価格半日¥25.000~、1日¥50.000~(税別)です。
※交通費は別途

一見高いように思われるかも知れませんが、半日または1日の作業時間になるので、一日の訪問件数は多くても2軒までお伺いできません。

また半日調整の前提には、納品前の丁寧な調整が済んでいることが前提になります。
弊社独自の出荷調整の作業を短い動画に編集しています。


 尚、弊社は乾燥剤は不要と考えています。
ピアノに乾燥剤を入れる必要があるのか?!

作業の前に具体的なご不満点をお聞きしてから取りかかり、作業終了後は、当初のご不満に対する感想をお聞きして、完了後はご満足を頂いてから作業終了になります。

弊社の定期メンテナンス風景を動画に短く編集してご案内しています。
動画はたまたま高級ピアノのスタインウェイとファツィオリですが、これは安価な国産中古ピアノでも同じ作業内容になりますのでメンテナンス費用はピアノを問わず同じになります。

アップライトピアノのメンテナンスの作業風景を動画4分に編集しています(スタインウェイ)




グランドピアノのメンテナンス風景風景を動画3分に編集しています。(ファツィオリ)

納入後のメンテナンスは、基本的に中四国、山陰、関西地区は、岡山の弊社から直接お伺いするようにしていますが、中部地区は浜松の職人調律師の山原氏、関東地区は浜松の山原氏か都内白金台の㈱ピアノプレップ、または嘱託調律師が担当するようにしています。

その他の地区(九州、北陸、東北、北海道等)のメンテナンスは、植田の幅広い人脈から、お客様宅に近く整調・調律・整音を得意とする技術者に管理を委託しています。

浜松ピアノ店でピアノを選ぶメリット

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


グランドピアノのベティングクリューの重要な役割とは?

グランドピアノの左側のペダル(ソフトペダル)を踏むと鍵盤が右側に少し動き、通常は3本の弦を叩くところを2本しか叩くなるので音がソフト?になるいう意味でソフトペダルと呼ばれています。
ちなみにアップライトのソフトペダルは打弦距離が短くなるだけで同じ機能は持っていません。

グランド鍵盤とアクションは、筬(おさ)に載っておりこのような形で引き出すことができますが、ソフトべダルを踏むとこれだけのもの(写真)がごっそり右に動きます。

筬はピアノ本体の棚板に載っていて、この棚板を上の移動します。


グランドピアノとアップライトの違いを動画で簡単にご紹介しています。


棚板もそれに載っている筬も共に木材なので温度や湿度変化で伸び縮みが出て、必ず両者の間に必要以上の隙間が出るところが出てきます。

その隙間が適正でないと鍵盤を叩いても底なし沼のようになって鍵盤を叩く力が上手くアクションに伝わりませんが、その隙間を適正に修正するのがベッティングスクリューと呼ばれるものです。

上の写真は筬の裏側ですが、画面中央の小さな丸い金属が本体の棚板と筬の接するところですが、この金属の出具合の量を調整して隙間を訂正に修整するのが、写真下の鍵盤中央の矢印で示したベティングクリューです。




過日、調整不足のピアノで猛練練習すると腱鞘炎になる可能性が高いという話をさせて頂きましたが、グランドピアノの調整では、先ずは棚板と鍵盤とアクションを載せている筬の隙間が適正でないと、鍵盤を叩く力が上手くアクションやハンマーに伝わらりません。

ですのでグランドピアノの調整は、毎回、最初にベティングスクリューで、棚板と筬の隙間を訂正に修整することが必要です。それが適正になってから初めてその上に載っているアクションやハンマーの調整に入る必要があります。

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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