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お盆休暇は娘と瀬戸内温泉玉野湯へ

お盆に帰省した娘と二人で玉野市の瀬戸内温泉、玉野湯に行ってきました。           

   瀬戸内温泉玉野湯

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久々の玉野湯でしたが、さすがにお盆の日曜日とあって休息室まで一杯で大変な賑わいでしたが、湯舟の方はそうでもなく、30℃少々の低い湯に浸かり、目の前の海や船を眺めていると、何とも平和な気持ちになりました。

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


HPを刷新、スマホ対応にしました!

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スマホ全盛の時代に乗り遅れましたが、HPをやっとスマホ対応にしました。
以前のリニューアルの時もそうでしたが、HPを全面リニュアルした時には、一時的にアクセス数が激減してビックリするんですが、今回もアクセス数が激減しました。

ただページビュー数は以前の数倍に伸びました。
以前から情報量は多かったのですが、新しいHPは更に新しい情報を加えた上で、内容を整理・整頓して、写真や図も多く配置しましたので、以前のHPに比べて格段に読みやすくなったと思います。

お時間がある時にでも、浜松ピアノ店の新しくなったHPを覗いてみて下さい。

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


調律が狂いやすい3つの条件

 

「調律がもう狂ってきた」

 

このような声をよく聞きます。なぜうちのピアノは調律が早期に狂うのか、どうしたら狂いにくくなるのか。

 

 

 

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実は調律には狂いやすい条件が大きくわけて3つあります。

 


①よく弾く
毎日よく弾く、つまりハンマーで弦を叩く回数が多いまたは強打されると、弦が振動されて伸び、少しずつ狂ってきます。

 

 

②弦が新しい
弦楽器されている方は分かると思いますが、新しく弦を張るとチューニング(調律)してもすぐに音が下がってきます。
新しい弦はある一定のところまで伸びるのでその間はどんどん音が下がり、頻繁に引っ張ってチューニング(調律)が必要です。これはピアノも同じで、新しい弦つまり新品のピアノは弦が一定のところまで伸び、安定するまでに早くても2〜3年はかかるためその間はどんどん音が下がって(狂って)きます。

 

 

③空調管理が行なわれていない
これは温度と湿度です。
例えば冷暖房の風を直にピアノにあてると弦やフレームが伸縮しすぐに狂ってきます。
次に、調律する際の温度から±3度以上の変化があると同じく弦やフレームにも影響するので弾かなくても狂ってきます。調律時の温度に戻すとピタッと合ってきますが。
最後に湿度変化です。多湿も過乾燥もピアノには良くないですが、どちらかといえば過乾燥が調律には影響します。50%前後だと大丈夫ですが、30%台の過乾燥は木材が痩せネジが緩むのです。よって調律ではチューニングピンが打ち込まれているピン板が痩せチューニングピンが緩み、結果音が大きく下がってきます。古いピアノもピン板が経年変化で痩せてくるので同じ結果になります。

 


うちのピアノは調律が狂いやすいなと感じたら、これらの3つの条件に当てはまってないか確認してみてくださいね。


※余談ですが、最近は床暖房している家が増えてきました。意外と知らない床暖房は過乾燥の原因の一つで、ピアノの下に断熱パネル等の処置を行わないと上記のような結果になるだけでなく、本体やアクションに多く使用されているネジも全て緩んできますので注意が必要です。

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


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