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何回目?



ここは岡山某大学のホールです。

明日は大学院入試で使用するとのことで今日は本番前日のメンテナンスをさせていただきましたが、毎回イベントごとにメンテナンスしていますのでだいたい年間で5、6回(毎回3~4時間)はお伺いさせていただいてます。

調律は非常に不安定なものですので、ヴァイオリンやギターなどの弦楽器のようにコンサートごとに毎回チューニング(調律)が必要です。
国際コンクールなどでは1人ずつ調律を挟みますし、レコーディングなどは1曲ずつ調律を挟むことも(笑)それくらい調律って不安定でデリケートなわけです。

またピアノは調律以外にも20項目以上調整する箇所があり、全ての調整をしないと本来の性能が発揮されませんので、ここ某大学では毎回調整内容が違い年間で全項目が出来るようにしています。

大きなコンサートホールでは実は年に一度丸2日間(16時間)かけて全体の調整(鍵盤調整・アクション調整・ダンパー調整・調律・整音)を行なっています。


 
 




ところでこんな感じで審査員が見るわけですね・・・

緊張するでしょうね。

受講生は頑張ってくださいませ~応援しています!



1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


DIAPASON特注品が入荷

 
先週末に店頭に入ってきました
新品DIAPASON(ディアパソン)
DR-300 Prime  象牙、黒檀仕様の特注品です。
色はウォルナット艶消しで、なんともしっとりと落ち着いた雰囲気です。
 
 

 

実はこのピアノ、残念ながらご試弾用ではなく、来月頭に兵庫県西宮市に納品予定のピアノです。

 

メーカーから直接納品ではなく、一度弊社で開梱して2日ほどかけてじっくりと出荷調整をしてお届けするわけです。

 

ここでいう出荷調整とは人間の歯で例えると、少ない力で物が噛みやすいように矯正をして噛み合わせをきちんと揃えるようなものです。ピカピカな歯(新品)でもきちんと噛めないと意味がないですからね。

 

今日から作業を開始しましたが、あいてる時間でちょこちょこ進めていきますので少し日数がかかりそうです。それで納品は来月頭というわけです。

 

一手間人手間じっくりやります!

 

 




話は変わってピアノ調律師が主人公の漫画「ピアノのムシ」4巻が出ていると聞いてさっそく読みました。

 



共感出来る話が多々ありますので、とても面白いですよ~まだという方は是非。

 

 

 

 


 
 

 

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


京都でドライブ?

今日は一日中京都でピアノメンテナンスでした。

午前中は京都府相楽郡精華町でしたので、岡山からは3時間あれば大丈夫かと思い今朝6時に出発したのですが、予想が外れ15分の遅刻。
 
午後からは京都府宮津市でしたのでそこから1時間半位かなと・・・しかしこれまた予想が外れ1時間20分の遅刻。
 
I様、H様お許しを~
 
こんな時、どこでもドアがあればと(笑)
 
 
ま、そんなわけで今日はバタバタしていたのでピアノの写真は1枚もありません。
それよりもこんな遅刻者の私ではございますが、とても親切にして頂いたI様とH様に感謝です。
 
これから岡山に帰ります。
今日一日で約7時間のピアノ調整と約9時間の運転・・・
車のハンドル握ってる時間の方が長い(笑)
 
 
A.M.6時
 
 
 

P.M.14時
 


 
 
P.M.20時

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


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