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基本の基本、鍵盤調整

ピアノは内部に複雑なメカニズムを持ちこれらの擦り合わせ調整を調整(整調)と呼びますが、最も重要な調整が鍵盤調整です。
ピアノは鍵盤を通じて打弦する楽器であり、この鍵盤の上にアクションやハンマーが載るので、土台の鍵盤に不具合があるとすべてが台無しになるからです。

鍵盤調整とは
全ての鍵盤がスムースに動き、全ての鍵盤の高さと深さが同じなるようにすることですが、鍵盤調整が適切であれば弾いて気持ちの良いピアノになります。
しかしこの作業は意外に大変で新品で1日、中古品になると2日の作業時間が必要になります。

先ずは鍵盤下の清掃から始めます


鍵盤のキーホールの調整

全てのピンを磨いていきます

ピンの並びを調整します

鍵盤のバランスピンの並び調整

鍵盤のフロントホールの調整


鍵盤の並び調整

鍵盤の深さ調整


鍵盤の棚板調整


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


鍵盤の鉛(ウエイト)調整とは?

いかなるピアノも丁寧な調整で弾き易く表現力豊かなピアノになります。
しかし国産の高級プレミアムシーリーズのグランドでも鉛を一律に埋め込むので実際には重い鍵盤と軽い鍵盤があり均一な重さの鍵盤にはなりません。

鍵盤に埋め込まれた鉛


なので鍵盤が重さがアンバランスで弾き難いと感じられたり、さらに快適なタッチをと考えた場合は、スタインウェイ等の高級ピアノのように、一度、丁寧に調整をしてから個々の鍵盤の鉛調整(ウエイト調整)を行うと演奏者のお好みのタッチ(重さ)に均一に揃えることができます。

線を引き鍵盤に一律に埋め込まれる鉛(写真はヤマハ)


ヨーロッパの高級ピアノの場合は、メーカーで丁寧な調整を施した上で、鍵盤一つひとつの重さを測定してから個々の鍵盤の適正な位置に適正な鉛を入れていくので、全ての鍵盤の重さが均一になるので弾き易くなります。

たとえばスタインウェイの鍵盤ウエイトは47gに上記の手法で調整されていますが、国産高級プレミアムシリーズの鍵盤は鍵盤ウェイトが軽いものあったり逆に重いものもあったりで、せっかくの高級ピアノですが細かく見ていくと鍵盤が重さがバラバラで弾き難いというお悩みの方も多くおられます。

弊社から出荷するピアノについてはすべて、メーカーとは別に、新品で3日間、中古品はその倍以上の作業時間をかけて調整をしてお届けしていますが、さらに均一で快適なタッチを希望される方には、別料金になりますが前述の個々の鍵盤の鉛(ウエイト)調整を弊社で行うようにしています。

鍵盤の鉛調整の施行例です
ディアパソンD-164Rが高級ピアノになりました!

ただ今、シゲル・カワイの鍵盤の鉛調整中です

鍵盤の重さに関するご相談が増えました


一鍵、一鍵、必要な重さを測り鉛の大きさと埋め込み位置を決めていきます


ヤマハ、カワイの高級ピアノも、出荷の際の最後の仕上げの工程(出荷調整)、つまり丁寧な調整に加えて鍵盤の鉛調整も手抜きになっているので、国産ピアノの場合は、たとえ高級ピアノであっても弾き難いピアノが多くなります。

弊社の鉛調整の作業風景を動画でご案内しています


現状では日本の大手メーカーは技術者の人手が足らず、製造コストもかなり上がりますので、一律に鍵盤の鉛を埋め込まれています。

そのような理由から大手メーカーも販売店も、出荷に際してほんとんど調整が行われないのが現実ですが、弊社では独自に丁寧に調整を施していますので、弊社が販売(出荷)するピアノは、中古品でも新品でも快適なピアノに仕上げてお届けしていますが、さらなる性能アップをご希望の方は別料金になりますが鍵盤の鉛調整も行っています。

当店でピアノを選ぶメリット


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


真の高級ピアノとはどんなピアノのことか?

高級ピアノは、高級な材料を使い丁寧に作られたピアノをイメージします。
例えばスタインウェイは、鍵盤はクル―ゲやラーコフの鍵盤を使い、ハンマーはレンナー、弦はレスローと云った一流部品メーカー品を使っています。

部材が高級というは一般にわかり易いのですが、実は本物の高級ピアノというものは、目に見えない手間がかかる所も手を抜かないのが真の高級品と云えます。

身近な例として、最近、カワイのプレミアムシリーズのシゲル・カワイが注目されるようになりましたが、その訳は大手量産メーカーとしては初めてメーカー自身が丁寧な出荷調整をしてから出荷することにあります。

丁寧な調整はスペックや見た目ではわかりませんが、ピアノが少しでも弾ける人なら弾くと誰でもその違いが体感できるので、その高評価が口コミで広がりシゲル・カワイが注目されるようになりました。

働き方改革もあり生産性を上げることが望まれる今の時代に逆行していますが、生産性を犠牲(手間がかかるのでコストが増える)にしてもピアノの性能を上げることにチャレンジしたのがシゲル・カワイです、その意味でシゲル・カワイは高く評価できます。

逆説的になりますが、仮に安価なピアノであっても丁寧な出荷調整を行えば本来の高級ピアノの性能に近づくことも可能と云えます。

丁寧な出荷調整は20万円程度のコストアップになります


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