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子供の練習用には中古ピアノでも大丈夫か?

初心者でもベテランでも中古ピアノ(古い)と云う理由では特に問題はありません。

しかし中古ピアノは見た目は綺麗でも、前ユーザーの使用頻度や設置環境で、内部のメカニズムのコンディションに大きな差が出ます、それを丁寧に調整して最適なコンディションに仕上げるには相当な時間とコストがかかります。

最近ではご自身の古いピアノを実家から移動して、今度は我が子用にお使いになりたいと云う方も多いのですが、弊社では移動の際に1ヶ月ほどお預かりして外装のクリーニングと内部を丁寧に再調整してから新居にお届けします。

その際の費用が20~30万円程度は(運送費別)かかりますが、そのかわり見た目も含め下手な新品より快適なピアノに仕上がります。

1台の古いピアノを最良のコンディションに仕上げるにはその位の時間と手間がかかりますので、基本的に中古ピアノの安価な大量販売には無理があります。

外装とは別に、内部も丁寧に手を入れます
ディアパソンの中古グランドピアノの調整風景





 
本来の中古ピアノのリニューアルにはそのくらいのコストがかかりますので、特に大量展示で安売りされている中古ピアノの場合は、外装は綺麗でも調律と簡単な修理だけで内部のメカニズムがほとんど調整されておらず弾き難いピアノが多いので、もし性能を大切にお考えになるならば、静かな環境で新品以上に1台1台丁寧に試弾してみる必要があります。

中古ピアノも1台1台丁寧に甦らせて販売するのが独自の流儀です

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


電子ピアノで練習してもピアノは上達するか?③

①②で電子ピアノはクラシックピアノを学ぶには不向きというお話をしましたが、電子ピアノはデジタル楽器ならではの魅力があります。

電子ピアノはご存じのように、軽量コンパクトで価格も安くメンテナンスフリーで音量調整もできて合理的なのですが、特にお子様の教育用として生ピアノの代わりに電子ピアノでクラシックピアノを学ぼうとするところには無理があります。

しかしながらデジタルキーボードならではの利便性があります。
それはソフト次第ですが、電子ピアノは他の電子楽器や特にPCとの相性が良いということです。

電子ピアノもポータブルタイプを選びスタンドもX型の折り畳み式にすれば部屋も有効活用でき持ち運びも簡単です。


たとえばコンピューターミュージックという言葉がありますが、電子ピアノは記憶・再生は簡単ですし、PCと接続すれば弾いた曲を簡単に楽譜化することができますし、内蔵の音源でピアノ以外の音色も出すことができ音楽情報のやり取りも簡単です。

電子ピアノ(デジタルキーボード)のそうような特性を活用すれば、クラシックピアノ以外のジャンルではいろいろな活用があります。

その延長線の上に電子オルガン(エレクトーン)がありますが、これが高価で、しかもレッスンを続けるためには、新機種が出ると教室と同じものに買い替えもしなければならないので予算的にも大変です。

これは私見ですが
鍵盤楽器でクラシック以外のポップスやジャズを学び楽しむには別に高価な電子ピアノや電子オルガン(エレクトーン)である必要はなく、電子ピアノや安価なシンセサイザーの方が遥かに合理的だと思います。

どんな楽器の音も出すことできるシンセサーザー
これでお値段は12万円です。

センセサイザーはプロ用でも10万円~20万円で購入可能でピアノもオルガンの音も自由自在に出すことができます。

その昔、コロッケのものまねのライブに行きましたが、バックバンドは、一人の演奏者で数台のシンセサーザーでこと足りていました。

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノの寿命についてのお話 ③

鉄やプラスティック等は古くなると強度が落ちてきますが、木材の強度は築後1300年の法隆寺をみても分かるように寿命も長く、しかも古くなると強度が増すようです。
 それに人間と同じように硬くなり含水率が低くなるので、一説では楽器としての音響特性良くなり鳴りが良くなると云われています。

弊社でリニューアルした1969年製のヤマハ
外装を再塗装して脚も猫脚に改造しました。




同じく1969年製のヤマハ
このピアノは元々黒でしたが、一度塗装を剥いで下地の木目を生かした色(ウォルナット艶出し)に仕上げ脚も猫脚にしました、ただこれ以降の新しいピアノは外装材もプラスティックの部分が増えてきたので同様のことが出来なくなり、いわば良き時代の日本のヤマハとも云えます。



このような木材の特性から古い弦楽器のストラディヴァリウスが高く評価されていますが、内部構造が複雑なピアノの場合は構造がシンプルな弦楽器と事情が少し違ってきます。

ピアノは内部に複雑なメカニズムを持ち、木材を主体にフェルト、金属等を材料とした部品が全体でおよそ8千個の部品が使われて、アクション関係の部品だけでも6千個と云われていますが、それらの部品には無数の接着箇所(膠ニカワ)があります。

そのような接着箇所の多さから古いピアノのメンテナンスを否定する技術者も多く、彼らの言い分としては仮に十分なオーバーホールを施しても、100年も経過すると膠(ニカワ)の無数の接着箇所の、どこがいつ剥げるか分からず、ひとたびトラブルと修理が厄介なので、古いピアノのメンテナンスの仕事は受けたくないと云う技術者も多くいます。

いろんな意見がありますが、科学的な根拠でこれが正解という結論はまだ出ていないようですので100年物のピアノの場合は自己責任で使用する必要がありそうです。

逆に云えば、ピアノは新品から100年位は消耗部品を交換し、十分な調整を行なえば、問題なく快適な響きで使用できるとも云えます。

ピアノの寿命

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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