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多様性(ダイバーシティ)から見えてくるピアノ業界の変化

最近はダイバーシティ(多様性)という言葉がよく使われるようになり、企業求人も従来のような画一的な人材から多様性を持つ人材を採用する傾向にあるようです。

時代の変化が早く価値観が多様化する現代ですが、昔ながらの価値観が根強いアコスティックピアノ業界でも、従来のブランド指向のピアノ選びや経歴重視の先生選びから少しづつ変わってきているように感じます。

ところで職業柄、たくさんのピアノの先生とお付き合いがありますが、弊社のピアノ教室に凄い先生がいます。

どのように凄いのか?ということですが、初めてお会いした時の自己紹介で云われたのが「私は今まで嫌いな人に会ったことがない!」と言われたことです。

私の第一印象は「ウッソー、そんなことあるわけがない、よく云うわ」という受け止め方でした。

しかしその後、何度かお話をしたことがあるのですが、会話のなかで、相手(私)の長所?を的確に指摘して、それを上手く口に出して表現して、それに感謝の言葉を添えてくれ決して欠点は口にしません。

結果として別れた後、何とも幸せな気持ちになりますので、未だに100%信じられない気持も少しはあるのですが、前述の言葉はまんざら嘘ではなかったと思っています。

別にピアノの先生に限りませんが、彼女を見ていると指導者としては弟子の欠点を是正することも大切かも知れませんが、それ以上に、生徒の長所を伸ばすということが最も大切なことのように思います。

浜松ピアノ店の発表会風景 弊社3Fホールにて

かつて「僕って、褒められて伸びるタイプなんです!」と言っていた新人の演歌歌手がいましたが、大概の人はそうだろうと思います。

そんな彼女なので、目下、彼女のピアノ教室の空時間はゼロ、なにせ途中止めの生徒さんが皆無で、転勤等の事情がない限り空ができず、いつも生徒さんが一杯です。
 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


鍵盤(タッチ)は重い方が良いか、軽い方が良いか?№3

鍵盤の重さは、ダウン(押し下げる力)とアップ(鍵盤が戻る時の負荷)のバランスがあるので、いずれのメーカーのピアノもアップとダウンの基本的な設計値は大きくは違いません。

たとえば正常なスタインウェイの鍵盤(タッチ)の重さ(タッチ)はS-155~B211までは47gの重さで鍵盤が下がり(ダウン)、20gの重さで上がる(アップ)セミコンとフルコンサートピアノはダウンが低音部が52g~高音部47gに設定されています。

鍵盤(タッチ)が重くなる大きな要因は、ムービングパーツが汚れていたり錆びて(主に鍵盤まわり)ブレーキがかかった状態であったり、アクション等の調整不足でロスが大きく、本来の力で弾いてもピアノが十分に反応してくれないためです。

調整不良のピアノでは大きな音や小さな音が出しづらいので、ついつい力んで強く弾くようになりますので、当然ながら表現力の劣った演奏になり、それでも無理して弾いていると最悪、指が腱鞘炎になることもあります。

鍵盤のダウンとアップは分銅で正確にチェックすることができます


鍵盤の重さに対する対策は?

バランスブッシングの調整


バランスキーピン磨き



メカニズムと鍵盤調整をした上で、更に鍵盤の重さを変更したい場合は鍵盤に埋め込まれている鉛の大きさと位置を変更します(鍵盤の鉛調整)

鉛調整シーンを約1分の動画に編集しています。



浜松ピアノ店でピアノを選ぶメリット

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


整調と整音が語られないピアノ業界の不思議

ピアノの性能(音色・タッチ・響き)を評価する時に、性能に重要な影響を及ぼす整調と整音が全く考慮されることなく、単にブランドイメージだけで語られているのがピアノ業界の不思議なところです。
 
調律の所要時間は1時間少々ですが、整調作業は2~3時間、半日、1日(8時間)、2日(16時間)~と作業時間にも大きな幅があり、整音も丁寧に行うと半日から1日かかりますので、整調・整音済みと云っても手間をかける時間で性能に雲泥の差が出ます。
 
 ピアノの整調とは?
ピアノの整調とは丁寧にメカニズの擦り合せをした上で、歯の矯正を行い歯の噛みわせ調整をすれば歯並びが美しいだけでなく、物がサクサク噛めるようになりますが、これがピアノの基本的な整調作業なので、一通りやると最低でも2日はかかる作業です。
 
ピアノの整音とは?
ハンマーが弦を正しく叩くようにした上で、ハンマーの形状を整えハンマーの硬さを調整することで音色を整えていく作業です。

先ずは弦当たりから始めます、弦当たりとは3本の弦を同時にハンマーが叩くように調整する作業です。

カーボン紙で弦に色をつけてから打弦するとハンマーに打弦跡が残りますので正確な弦当り調整が可能になります。


ハンマーが弦を叩いていない部分だけを少し削ります

最後にハンマーに針を刺して音色の粒を揃えます


これも歯の噛みわせ調整に似て、1音の3本の弦に対してハンマーが同時に弦を叩くように弦またはハンマーを修正しますが、正常な弦合わせができていないと本来の音が出ません。

さらにハンマーの形状や堅さで音色にバラツキや音色や響き自体が変ってきますので、これを演奏者の好みの音色に音色の粒を揃えていく作業で、さらにソフトペタルを使った時の音色も重要です。
 
整音はこのような作業内容ですので、このようにやるには普通の新品ピアノで半日から1日の作業時間が必要です。

いかなるピアノの性能も、どこまで入念に調整するかと大きな差がでますし、さらに演奏者の好みのタッチと音色に仕上げるので、ピアノという楽器はいわばイージーオーダーの楽器です。

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植田 信五


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