ピアノの性能を最大限引き出すために

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ピアノの選びの盲点とは?

ツアーに専属調律師を同行させる著名ピアニスト

たとえば(故)中村紘子さんは自宅にスタインウェイのフルコンサートピアノを所有、月に1度、調律師の(故)鶴田さんがメンテナンスをしており中村紘子さんの音色やタッチの好みを知り尽くしていたので、全国を回るコンサートツアーの時は専属調律師である鶴田さんが同行していました。

コンサートで使われるピアノは大概スタインウェイなので、全国ツアーでも会場は同じスタインウェイなので、地元の信頼できる調律師でも良さそうですが、なぜ、専属調律師でないとだめなのか?



なぜ専属調律師が必要なのか?

専属調律師はコンサート会場に演奏者より先に前日入りして1日かけて、この場合は中村紘子さんの好みに合わせたタッチと音色に仕上げるので、演奏者である中村紘子さんは自宅のピアノと同じ感覚で演奏できるので、演奏者は会場に当日入りしても演奏に集中できます。

つまり自宅と同じスタインウェイが演奏会場にあっても、ピアノという楽器は調整や整音で音色もタッチも大きく変わるので、演奏者の好みを知り尽くしている専属調律師ならその意味で任せて安心という訳です。

ピアノという楽器はイージーオーダーという考え方

ピアノ選びは調律師選び、つまりピアノ選びは調律師選びからという話です

どんなに高級有名ブランドのピアノを選んでも、逆に無名の安価なピアノを選んでも、担当する調律師の技術と情熱で、ピアノの性能は大きく変わるという事実、この重要な事実がほとんどの方に理解されていません。

タッチ、音色「こんなものです」と言われ困惑のご相談





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ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載。全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです


間違いだらけのピアノ選び  ~ 目 次 ~

【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない

◎ピアノは8千個の部品◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器

◎仕上げが整音

◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない

◎ピアノはセミオーダーの楽器です


【第二章】調整によるエピソードのお話

◎中古ピアノが高い勉強代に

◎安価でも高級ピアノより魅力的

◎ブランドを信じて購入したが失敗

◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満

◎値段ほど差がない高級ピアノ

◎好みのスタインウェイがなかった

◎丁寧な調整でヤマハでも満足

◎好みのスタインウェイを求めて

◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?

◎ヤマハは温泉に浸かったような音?

◎ピアニストと専属調律師のお話

◎腱鞘炎になって困っている


【第三章】中古ピアノの問題点

◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い

◎さらなる中古ピアノの問題点

◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?


【第四章】調整シーンを写真でご案内

◎グランドピアノの調整作業

◎アップライトの出荷調整作業


【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ

◎最近のピアノの生産事情

◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語

◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ

【第六章】日本のピアノ事情

◎毎年減少する日本のピアノ市場

◎余談ですがスタインウェイについて


【第七章】筆者のブランド選びの見解

◎コストパフォーマンスが高いか否か

◎ピアノは素材という考え方

◎メンテナンスについて


グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

 




 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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