[ ]ピアノの支柱でわかるメーカーの製作理念
普段は見ることないピアノの支柱ですが、性能に直接関係ないとは云え、ピアノ本体は木で構成され良質のピアノはボディー全体で鳴る構造の楽器なので、できれば柱も良質のものを使って欲しいものです。
支柱にも綺麗な無垢材が使われているピアノはそれだけでも上質なピアノのイメージがあります。
1台のピアノには約230本の弦が張られ20トンほどの張力が常時ピアノにかかっているので、この強い張力を歪むことなくフレームと支柱で支えるのでピアノには丈夫な支柱が必要です。
機会があればホールのスタインウェイを下から覗いてみて下さい、綺麗な無垢の柱が使われています。
アップライトの支柱
フォイリッヒ(ドイツの老舗ブランド)の太い無垢材を使った支柱
ヤマハの積層材を使った支柱
グランドピアノの支柱
黒く塗り潰されたヤマハの支柱
綺麗な無垢材を使ったドイツの老舗ブランドフォイリッヒの支柱、
尚このグランドピアノのお値段は¥2.068.000-と格安です
格安の理由は、今は中国で委託生産されているので中国の極端に安い為替レートのより従来のドイツ製の三分の一以下の価格で日本で購入できます。
フォイリッヒの内部、内部にも上質な化粧板が使われています
お勧めブランド フォイリッヒ
ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に
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弦楽器や他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、
一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノという楽器に対する概念や対処も大きく変わり、
これまで以上にピアノと良い関係が築けます。
浜松ピアノ店代表 植田信五 筆者プロフィール
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ネット上では公開できない業界の矛盾店や裏話を満載
全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです DVD付
間違いだらけのピアノ選び ~ 目 次 ~
【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない
◎ピアノは8千個の部品
◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器
◎仕上げが整音
◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない
◎ピアノはセミオーダーの楽器です
【第二章】調整によるエピソードのお話
◎中古ピアノが高い勉強代に
◎安価でも高級ピアノより魅力的
◎ブランドを信じて購入したが失敗
◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満
◎値段ほど差がない高級ピアノ
◎好みのスタインウェイがなかった
◎丁寧な調整でヤマハでも満足
◎好みのスタインウェイを求めて
◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?
◎ヤマハは温泉に浸かったような音?
◎ピアニストと専属調律師のお話
◎腱鞘炎になって困っている
【第三章】中古ピアノの問題点
◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い
◎さらなる中古ピアノの問題点
◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?
【第四章】調整シーンを写真でご案内
◎グランドピアノの調整作業
◎アップライトの出荷調整作業
【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ
◎最近のピアノの生産事情
◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語
◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ
【第六章】日本のピアノ事情
◎毎年減少する日本のピアノ市場
◎余談ですがスタインウェイについて
【第七章】筆者のブランド選びの見解
◎コストパフォーマンスが高いか否か
◎ピアノは素材という考え方
◎メンテナンスについて
グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分
