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猛練習で腱鞘炎にならないためにも丁寧な調整が必要です!

読売新聞でピアノ講師が演奏会のために猛練習して腱鞘炎になったとの記事がありましたが、これをピアノ屋からみると、調整ができていないピアノで猛練習すると腱鞘炎になるというお話をさせていただきました。

しかしピアノの猛練習で腱鞘炎にならないためにも丁寧な調整が大切ですが、やはり演奏会やコンクールでのピアノ演奏は、聴衆や審査員に共感してもらえる演奏が一番大切です、そのためには日頃から良く調整された表現力のあるピアノで練習をする必要があります。

表現力のあるピアノとは、演奏者が望む大きな音を出す時も力まなくても無理なく出せて、小さな音やトリルも演奏者の意志に忠実に出せるピアノですが、これは高級品だから出せるわけではなく、ピアノの値段やメーカー、ブランドに関係なく、いかなるピアノであれ丁寧に調整すると表現力のあるピアノになります。

ピアノの調整とは鍵盤から打弦するまでの木とフェルト、金属を使ったメカニズムが最適に機能するように擦り合せ調整をすることです。

これは歯の矯正をしてから噛み合わせ調整をすると軽く噛むだけでサクサクものが噛めると同じ理屈で、鍵盤もレスポンスが良くなり演奏者の意のままにピアノが応えてくれるようになります。
 

確かに高級なピアノは基本的な音色や響きが魅力的ですが、だからといって猛練習で腱鞘炎になるのは安価、高級は関係なく、いかなるピアノであれ十分な調整をしないと表現力豊かなピアノにはなりません。



弊社は調整に関する記事が多いのですが、あまりにも調整の重要性について一般に認識(知識)がないので、機会あるごとに調整について取り上げています。

どんな名器も調整と整音なくしては愚器になります!

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植田 信五


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