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知っておいて欲しいピアノという楽器の特殊性

他のアコスティック楽器が直接指で弦に触れ人の手で弾いたり叩いて音を音を出しますが、ピアノはすべて鍵盤やペダルを通じてリモートコントロールで弦を叩き音を出し響きを止めています。

問題は、ピアノ演奏に重要な鍵盤やアクションのムービングパーツが木材を主体に構成されているので、どんなに良質の木材を使い最新の工作機械を使って精巧に組み立てても、必ず伸び縮みや歪みが出ることです。

これを人の手で丁寧に擦りわせ調整や修正をしてやらないと、弾き心地よく表現力のあるピアノにはならないという点が他のアコスティック楽器にはないピアノという楽器の特殊性です。

木材を主体とした複雑なアクションメカニズム グランドピアノのアクション

鍵盤の上に載ったアクション


ハンマーもシャンクと呼ばれる木の棒の先にあるのでシャンクが捻じれると弦を正しく打弦できません


ダンパーも効く鍵盤と効かない鍵盤がないように丁寧なダンパー調整が必要です


この状態にしてからピアノ内部からダンパー調整作業を行います




考えてみると当たり前のことなのですが、大手メーカーの幹部すらこの当たり前の事実を認識している人は皆無のようで(敢えて挙げるとファツィオリピアノの創業者オーナーのパオロ・ファツィオリさんくらい)、ユーザーがこの重要な事実に気がついてくると、メーカーもやがて変わらざるを得ないと思います。

ということで弊社は調整についての情報をHPにたくさん載せるようにしています。

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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