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ヨーロッパ製ピアノと国産ピアノの違い

ヨーロッパのピアノと国産ピアノの違いは何ですか?というご質問をよく頂きますが、構造(仕組み)は同じですが考え方の違いがあります。

生産性(効率、コスト)を重視したピアノ作りが国産ピアノ、楽器としての音色や響きを重視したのヨーロッパ製ピアノ(ローテクなピアノ作り)で、最近のヤマハ、カワイの大きな目標はデジタル音源とのハイブリットピアノの普及促進にも力を入れていますが、デジタル技術やハイブリットピアノは世界でもヤマハ、カワイにしか作れないからとも云えます。

結果としてヨーロッパ製ピアノは、小型のピアノでも箱全体で無理なく鳴るので、その分、弾いて気持ちが良いのではないでしょうか。

比較のために純ヨーロッパ製のペトロフピアノとヤマハピアノの比較写真を載せてみました。

ペトロフピアノの無垢材の支柱



ペトロフピアノの無垢材の支柱


ヤマハピアノの積層材の支柱

ヤマハピアノの積層材の支柱


ペトロフピアノの無垢材の鍵盤蓋

ヤマハピアノの積層材の鍵盤蓋

ハンドメイドと印字されたのペトロフの響板


ペトロフピアノの金属製のアクションボルト

ヤマハピアノのプラスティックのアクションボルト

外装のデザインや木目が美しいペトロフピアノ、椅子はイタリア製

木の温もりが感じられるペトロフピアノ、椅子はイタリア製


ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

大半のピアノに欠けている調整ですが、丁寧な調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか資料で分かりやすく解説をしていますので、ピアノを選ぶ前にぜひ参考にして下さい。

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ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載、全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです

間違いだらけのピアノ選び  ~ 目 次 ~

【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない

◎ピアノは8千個の部品◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器

◎仕上げが整音

◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない

◎ピアノはセミオーダーの楽器です


【第二章】調整によるエピソードのお話

◎中古ピアノが高い勉強代に

◎安価でも高級ピアノより魅力的

◎ブランドを信じて購入したが失敗

◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満

◎値段ほど差がない高級ピアノ

◎好みのスタインウェイがなかった

◎丁寧な調整でヤマハでも満足

◎好みのスタインウェイを求めて

◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?

◎ヤマハは温泉に浸かったような音?

◎ピアニストと専属調律師のお話

◎腱鞘炎になって困っている


【第三章】中古ピアノの問題点

◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い

◎さらなる中古ピアノの問題点

◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?


【第四章】調整シーンを写真でご案内

◎グランドピアノの調整作業

◎アップライトの出荷調整作業


【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ

◎最近のピアノの生産事情

◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語

◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ

【第六章】日本のピアノ事情

◎毎年減少する日本のピアノ市場

◎余談ですがスタインウェイについて


【第七章】筆者のブランド選びの見解

◎コストパフォーマンスが高いか否か

◎ピアノは素材という考え方

◎メンテナンスについて

グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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