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梅雨時期のピアノ管理

雨の多い季節となりました。気温も上がりジメジメした日がまだまだ続きそうですが、そんな梅雨時期にみなさんはピアノをどのように空調管理していますか?

ピアノは金属や木材、そしてフェルトやクロスといった湿気に弱い素材が多く使われています。

 

 

 

 

 

 

金属が使われているのは主に、弦や弦を巻き付けているチューニングピン、そして鍵盤の上下運動の支えになるキーピン等。これらは多湿により錆や汚れが発生してきます。

 

木材が使われているのは、弦の振動を伝えスピーカー代わりに音量を増幅させるための響板やチューニングピンを支えるためのピン板や鍵盤、そして弦を打鍵するアクションのほとんどが木材です。これらは多湿により変形や膨張を繰り返します。

 

フェルト・クロスが使われているのは、鍵盤の金属と擦れる部分やアクションでは落下音や打撃音を最小限に抑えるために使われています。このフェルト・クロス類は多湿により膨張して部品の位置を変化させます。

 

このように湿度変化に非常に敏感なアコースティックピアノを快適に維持していくことは容易ではありません。

それではどのようにしてピアノを快適な状態に保つのか。

今回のYouTube最新動画はピアノの湿度管理方法です。ピアノを大切にしていきたい方は必見です。

 

 

>>>湿度管理しなかった結果、このようになります

 

 

 

 

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


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