[ ]調整を理解せずピアノの性能は語れない
かつて「ピアノの性能の差は価格の差ほどない」と書いたところ、ピアニストの方から「スタインウェイが10の表現力があるとすればヤマハは3か4の表現力しかない」という突っ込みがありました。
実際に多くのコンサートホールを体験されたピア二ストからすれば当然の意見かと思いますが、これには理由があります。
調律だけのヤマハと丁寧な調整をするスタインウェイで性能差が歴然
ピアニストがそれだけの性能差があるというヤマハとスタインウェイの性能差ですが、ヤマハはたとえホールのピアノでも調整する習慣がないのですが、スタインウェイは普段の調律とは別に、1年に1回は2日かけて丁寧な調整を行うので、その結果として歴然とした性能差が生まれます。
最近のショパンコンクールにはヤマハ、カワイ、スタインウェイ、ファツィオリが出展されますが、出場者がどのピアノを弾くかで大いに悩むところを見ると、さほどの性能差はないということがわかります。
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