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調整を理解せずピアノの性能は語れない

かつて「ピアノの性能の差は価格の差ほどない」とピアノ日誌に書いたところ、ピアニストの方から「スタインウェイが10の表現力があるとすればヤマハは3か4の表現力しかない」という突っ込みがありました。

実際に多くのコンサートホールを体験されたピア二ストからすれば当然の意見かと思いますが、実はこれには理由があります。


調律だけのヤマハと丁寧な調整をするスタインウェイでは性能差が歴然

ピアニストがそれだけの性能差があるというヤマハとスタインウェイの性能差ですが、ヤマハはたとえホールのピアノでも調整する習慣がないのですが、スタインウェイはコンサートごとの調律とは別に、1年に1回は2日かけて丁寧な調整を行う(保守点検)ので、その結果としてヤマハとスタインウェイで歴然とした性能差が生まれます。

ピアノは丁寧な調整で初めて本来の性能を発揮します

ホールのスタインウェイの1年に1度、2日間の保守点検風景






例えばショパンコンクール等の国際コンクールには、最近はヤマハ、カワイ、スタインウェイ、ファツィオリが出展されますが、いずれも持ち込まれるピアノはメーカーを代表する調律師が事前に時間をかけて丁寧に調整をしています。


その結果、出場者がコンクールでどのピアノを弾くかで大いに悩むところを見ると、さほどの性能差はないということがわかり、後は音色や響き等は演奏者の好みの問題と云えますし、これも調整や整音で演奏者の好みに仕上げることができます。

ピアノはイージーオーダーの楽器という概念

家庭用のピアノであっても、納品前の丁寧な出荷調整と納入後のメンテナンスも調律だけでなく寧な調整をしてやると性能(音色、タッチ、表現力)が間違いなく大きく向上します。

しかし一般には新品をを含めこの調整に関する重要性が理解されておらず調律だけで済まされて、メーカーのブランドイメージだけで性能を語られているところがピアノ業界の大きな矛盾です。

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

大半のピアノに欠けている調整ですが、丁寧な調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか資料で分かりやすく解説をしていますので、ピアノを選ぶ前にぜひご覧ください。

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グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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