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長くピアノを弾かないなら調律は不要です

長く調律をしないと弦が緩み音程が下がりますが、ピアノにとっては負荷がかからずピアノを休めることになります。

お琴や弦楽器をイメージしていただくと分かりやすいと思いますが、通常は弦の張力(圧力)を駒で支えて、その下の盛り上がった(クラウン)響板を弦圧で常に押さえつけています。

弦が緩んでくると響板へかかる圧力が弱くなるので、その分、ピアノの響板に優しくなります。

デメリットは?

音程がかなり下がってきますので、新たにピアノを弾こうとした時に音程を上げる作業から始める必要があるので調律に時間がかかります。

弾かなくても空調管理は必要です。長く使わないピアノの蓋を開けてみると内部は結露で錆錆ということも考えられます。




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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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