ピアノの性能を最大限引き出すために

Tuning & Maintenance

相性の良いピアノとの出会いのために

Choosing a piano

ピアノ日誌

Piano Diary

Home>ピアノ日誌

スキルアップ(整調)をめざす調律師を1名募集中

調律師の仕事は、整調、調律、整音の3つの作業です

1台のピアノの調律の作業時間は1時間少々、整音は2時間前後ですが、一通りの整調(メカニズムの擦り合わせ調整)は新品ピアノで15時間、中古品ならその倍以上の作業時間が必要ですので、整調作業が一番時間がかかります。

しかし整調は手間がかかるので作業時間が長く、大手国産メーカーや大半の販売店では日常的に整調を行う習慣がないので、結果的に整調作業が満足にできる調律師が育っていません。

ピアノの整整(調整)作業とは

これは歯を矯正してから噛み合わせ調整をすると物が良く噛めるのと似ていますが、
ピアノの打弦のメカニズムは木とフェルトを多用しており、これらは自然素材故に
伸縮や歪みを生じますので、それらを人の手で最適化して擦り合わせ調整することです

弊社では展示品を含め新品、中古品、高級、安価に限らず全てのピアノを日常的に整調を行い、メンテナンスも半日かけて整調・調律・整音をセットで行っているので、これを続けていると誰でも自然に整調ができるようになります。

しかし現実にはヤマハのメーカー工場の出荷調整はグランドのCシリーズで2時間半、プレミアムシーリーズでも8時間、スタインウェイジャパンの出荷調整でも5時間に制限され、そのまま納品され、納入後のメンテナンスも調律だけで済まされ、整調をやる機会がないのでいくらベテランになっても整調ができるようにはなりません。

しかし浜松ピアノ店が納品する全てのピアノは、納品前に新品でも店頭で開梱、組み立てして、調律の空き時間を利用するので1週間ほどかけて(正味24時間)仕上げの整調・調律・整音をしてから納品します。こうすることでいかなるピアノであれ30%以上性能(タッチ、音色、表現力)が向上します。


調律師のスキルアップに必要なこと

座学では調律師のスキルアップは不可能で、日常の仕事のなかで数多くの経験して体得するしかありません。弊社のように日常的に整調を行うと、5年もやると新人でもグランドも含めて一通りの精密調整ができるようになります。

納入調整や有料メンテナンスも半日かけて同様の整調・調律・整音を行い、お客様の希望に沿った音色やタッチのピアノに仕上げていきます。

さらに外回りのメンテナンスがない時は、店の展示ピアノ(約30台)の整調・調律・整音を行っています。





これからの調律師は高いレベルの整調技術が絶対必要です

有料調律の絶対数は年々減少していますが、最近の有料メンテナンスを希望される方はタッチ、音色、表現力を大切にお考えの方が多いので調律師も高いレベルの整調・調律・整音技術があって初めてユーザーの高い要求を満たすことができます。

弊社のキャッチコピーは「ピアノ愛好家のための店」

ピアノ愛好家の方は、定期の有料メンテナンスも、一旦、整調の重要性を理解され技術的に信頼され、演奏者好みのピアノに仕上げると一生付き合ってくれます。

ピアノは丁寧な調整で初めて本来の性能を発揮します

調律師の仕事はAI時代には注目される!

知っておきたい良い調律師の定義

ちなみに浜松ピアノ店は1966年創業の老舗ゆえに、自社ビルの償却もほぼ終わり、家賃要らずの低コストで安定した経営をしており完全週休2日です。尚、代表の植田(調律師ではない)は2代目(先代とは他人)です。

植田のプロフィール

只今、スキルアップをめざす調律師を1名募集中です。
※将来、独立、起業を考えている方も大歓迎、弊社の2名の調律師が既に岡山と東京で独立、起業しています。

若い調律師への提言

調律師に向いてる人、向いていない人とは?


調律師募集(限定1名)

自社ビル、無借金経緯で安定経営、完全週休2日制です

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

大半のピアノに欠けている調整ですが、丁寧な調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか資料で分かりやすく解説をしていますので、ピアノを選ぶ前にぜひ参考にして下さい。

無料進呈していますので、ぜひ、お申込み下さい。

資料の詳しい案内はこちらから


ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載、全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです

間違いだらけのピアノ選び  ~ 目 次 ~

【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない

◎ピアノは8千個の部品◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器

◎仕上げが整音

◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない

◎ピアノはセミオーダーの楽器です


【第二章】調整によるエピソードのお話

◎中古ピアノが高い勉強代に

◎安価でも高級ピアノより魅力的

◎ブランドを信じて購入したが失敗

◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満

◎値段ほど差がない高級ピアノ

◎好みのスタインウェイがなかった

◎丁寧な調整でヤマハでも満足

◎好みのスタインウェイを求めて

◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?

◎ヤマハは温泉に浸かったような音?

◎ピアニストと専属調律師のお話

◎腱鞘炎になって困っている


【第三章】中古ピアノの問題点

◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い

◎さらなる中古ピアノの問題点

◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?


【第四章】調整シーンを写真でご案内

◎グランドピアノの調整作業

◎アップライトの出荷調整作業


【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ

◎最近のピアノの生産事情

◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語

◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ

【第六章】日本のピアノ事情

◎毎年減少する日本のピアノ市場

◎余談ですがスタインウェイについて


【第七章】筆者のブランド選びの見解

◎コストパフォーマンスが高いか否か

◎ピアノは素材という考え方

◎メンテナンスについて

グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノ日誌Piano Diary


不要・中古ピアノ買取
ピアノ聴き比べ