[ ]なぜホールのヤマハは性能が劣るのか?
スタインウェイが10の性能があるとすれば、ヤマハは3か4の性能しかないということをホールでよく演奏するピアニストから言われたことがあります。
残念ながら実態はその通りですが、それには明確な理由があります。
理由は、ホールのヤマハ、カワイは調律以外の整調や整音はやらないというか、やる習慣がないから明らかに性能が劣るわけです。
余談ですが、私の地元の文化センターには寄付されたヤマハのフルコンサートピアノがありピアノ発表会によく使われますが弾き難く最悪の状態です。
地元の先生から調律をよく頼まれるのですが、ホールを9時から借りており生徒さんが10時から練習するので1時間で調律だけして下さいと依頼されます。
あまりに酷い状態なので管理者の市役所に調整と整音の予算を陳情に行ったところ、使う人がやれば良いと一喝されましたがこれが現状です。
その点スタインウェイは、管理者側も高価なドイツ製ピアノなので、調整と整音の2日間の作業代として普段の調律代とは別に年間15万円程の予算を取ってくれますので、大概のホールのスタインウェイは良い状態が保たれる訳です。
家庭のピアノもここまでやらずとも、これに近いことをやればいつも快適なピアノで演奏できます。
ホールのスタインウェイのメンテナンス風景
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