ピアノの性能を最大限引き出すために

Tuning & Maintenance

相性の良いピアノとの出会いのために

Choosing a piano

ピアノ日誌

Piano Diary

Home>ピアノ日誌

ピアノの生産国表示のルール

新聞報道によると、加工食品の生産国表示をめぐってどのようなルールで生産国表示をしたら消費者の信頼を得るのか?議論されているようで、自動車も中国工場の増設がされているようです。。

ピアノの最大市場の中国でピアノを作るのは中国の高い貿易関税壁のため

当初は中国は人件費が安いからと思っていたのですが、調べてみると今や中国はピアノの世界一の大市場ですが、中国にピアノを輸出すると35%の高額な関税がかかります。

しかし中国で生産して中国で販売すれば関税がゼロですし、中国から日、欧米にピアノを輸出すれば関税はゼロなので世界に輸出しています。

そのような背景からヤマハ、カワイはもちろん、ヨーロッパの主だったピアノメーカーも中国に工場を持つか、あるいは中国のピアノメーカーに委託生産するようになっています。

中国ハイルーン社の広報誌から

20160906132250

ピアノの業界用語でファースト・ライン、セカンド・ライン、サード・ラインという言葉があり、これの意味は本国で全て製造されたものがファースト・ライン、他国で半分を委託生産、本国で最終仕上げしたものがセカンド・ライン、全て他国で委託生産されたものがサード・ラインという意味でよく使われます。

本来の意味での日本製、ドイツ製はファースト・ラインですが、今ではヤマハ、カワイをはじめヨーロッパの老舗ブランドも、その多くがセカンド・ラインかサード・ラインで製造されており、今ではファースト・ラインは一部の高級ブランドか高級品に限られます。

少々矛盾していますが、ピアノの場合は最終組み立てをした国を生産国とする業界ルールがありますので、ファースト・ラインに加えセカンド・ラインまでが、日本製、ドイツ製等の表示がされています。

中国ハイルーン社の広報誌から
20160721105901

中国ハイルーン社の広報誌から
20161103111248

ですからピアノのバック(支柱、響板、フレームに弦を張ったもの)や部材を中国から輸入して、組み立てだけ日本やヨーロッパで行っているようなピアノが今ではごく普通です。

日欧米のメーカーも中国工場か中国メーカーで委託生産した大半のピアノを、大市場の中国国内で販売、その残り?を関税のかからない日本や欧米に輸出しているのが実情です。

サード・ラインのみが中国製の表示になりますが、中国の場合は、さらに完成品を輸出すると政府から何らかの補助金が支給されるようです。

基本的にはセンカンド・ラインとサード・ラインには性能的に大きな違いはないので、サード・ラインでは生産国表示が中国になり我々日本人にはやや抵抗感がありますが、これを日本で丁寧に調整をしてやると、特に老舗のヨーロッパブランドは安価(本国生産の1/3程度)で魅力的なピアノに仕上がるものがあります。

お薦めブランド

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に


大半のピアノに欠けている調整ですが、調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか!資料で分かりやすく解説をしています。

無料進呈していますので、ぜひ、お申込み下さい。

資料の詳しい案内はこちらから

グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

 
ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載。全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノ日誌Piano Diary


不要・中古ピアノ買取
ピアノ聴き比べ