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純ヨーロッパ製ピアノと国産ピアノの本質的な違いとは?№2

今では高級ピアノのスタインウェイやファツィオリ等を除けば、全てヨーロッパで生産されている純ヨーロッパ製ピアノは極めて少数派です。

ヨーロッパの伝統的なピアノ作りは昔ながらのローテク(手作業)でのピアノ作りでコスト高になり、さらに最近の中国市場の急激な落ち込みで生産台数の減少で工場の稼働率も下がり、為替の影響もありますが純ヨーロッパ製のピアノはかなり高額になってきて、この秋にも再度の値上げが予定されています。

今でも純ヨーロッパ製のペトロフピアノの魅力は?

ペトロフピアノの魅力は、昔ながらの工法で1台1台手間をかけて作ることで、楽器としての基本性能(音色や響き)が良いことです。

木材も短時間での人工乾燥ではなく、屋外で自然乾燥した無垢材が多く使われる

工場の生産設備が合理化されていない(ローテク)ので、1台1台手作業の行程が多く残る

消耗部品にはヨーロッパの高級部品メーカーの部品を使っています。

昔ながらのレトロな作業現場 ペトロフの工場にて(いずれも筆者撮影)










お勧めブランド ペトロフ


ヨーロッパ製中古アップライト(極上)が3台入荷しました!

 

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

大半のピアノに欠けている調整ですが、丁寧な調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか資料で分かりやすく解説をしていますので、ピアノを選ぶ前にぜひ参考にして下さい。

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ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載、全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです

間違いだらけのピアノ選び  ~ 目 次 ~

【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない

◎ピアノは8千個の部品◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器

◎仕上げが整音

◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない

◎ピアノはセミオーダーの楽器です


【第二章】調整によるエピソードのお話

◎中古ピアノが高い勉強代に

◎安価でも高級ピアノより魅力的

◎ブランドを信じて購入したが失敗

◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満

◎値段ほど差がない高級ピアノ

◎好みのスタインウェイがなかった

◎丁寧な調整でヤマハでも満足

◎好みのスタインウェイを求めて

◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?

◎ヤマハは温泉に浸かったような音?

◎ピアニストと専属調律師のお話

◎腱鞘炎になって困っている


【第三章】中古ピアノの問題点

◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い

◎さらなる中古ピアノの問題点

◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?


【第四章】調整シーンを写真でご案内

◎グランドピアノの調整作業

◎アップライトの出荷調整作業


【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ

◎最近のピアノの生産事情

◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語

◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ

【第六章】日本のピアノ事情

◎毎年減少する日本のピアノ市場

◎余談ですがスタインウェイについて


【第七章】筆者のブランド選びの見解

◎コストパフォーマンスが高いか否か

◎ピアノは素材という考え方

◎メンテナンスについて

グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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