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ディアパソンDR-500出荷調整してます

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大阪市に納品予定の新品ディアパソンDR-500の出荷調整に今月からとりかかり始めました。

 

 

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鍵盤調整、アクション調整が終わり、あとはダンパー調整、調律、そして整音です。


ところで弊社の場合ですが、浜松の工場で梱包し出荷したものを直接納品ではなく、一度岡山の倉庫でピアノを受け取り、これを弊社の店頭で開梱し、丁寧な出荷調整(無制限または返品)を行ない、再び梱包してお客様宅へお届けするようにしています。


なぜ工場から直接納品しないのか?
工場でも調整されているから、もう調整する必要ないのでは?
早く納品した方が効率的なのでは?
そもそも出荷調整て何?

ピアノのメカニズム(構造)を知らない方はこのように思うかもしれません。


〇ピアノ選びの前に知っておきたい“出荷調整”と“整調・整音”

>>出荷調整とは

>>整調・整音とは


出荷調整、整調・整音をご理解いただいた上で、試しに今回浜松の工場から弊社に一度納品開梱した状態のディアパソンDR-500を弾いてみた正直な感想を言います。

 

正直言って・・・弾きにくいです。
具体的にいうと

・鍵盤に触れた瞬間から指先へ妙な衝撃がある。
・鍵盤に引っ掛かりがありピアニッシモが出しづらい。
・高音部のパワーがなくバランスが悪い。
・こもった音や硬い音があり統一化していなくて聴くに耐えない。
・止音不良(音の止まりが悪い)が5箇所以上ある。
・ハーフペダルが効かない。

 

私は趣味で弾く程度ですが、そんな私でさえかなり気になります。


そして上記の原因はというと、
整調と整音が不十分なだけなのです。
ですので工場から直接納品ではなく、二度手間にはなりますが、弊社で丁寧な出荷調整(整調・調律・整音)を再度やり直し、少なくとも上記のような弾きにくい状態にならないようにすることが納品前に行なう出荷調整の目的です。その上でお好みのタッチや音色があれば出荷調整の段階で出来るだけお好みに近づけるように仕上げていきます。

 


>>出荷調整の効果(お客様の声)

>>ディアパソンの魅力

 

 

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


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