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納品にむけて作戦会議

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出荷調整が完了した大阪市に納品のディアパソンDR-500

明日の納品にむけて夕方に運送屋さんがピアノを引き取りに来ました。

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今回はマンションのエレベーターで階上げが出来るそうですが、なんせサイズが奥行き210cmと大きめで重量も結構あるので、天屋根外し、鍵盤・アクションも抜いて少しでも軽くし別々に運ぶそうです。ちなみにグランドピアノは通常ペダルと脚も外して左側側面を下にして運びます。

200cm以下のピアノは比較的運びやすいそうですが、それ以上のサイズになると困難な作業になることがあります。

植田談
奥行き200㎝以下のグランドはエレベーターにそのままエレベーターに入りますが、200㎝を超えるとエレベーターの奥行きがないので、そのままではエレベーターに入りません。

今回のような200㎝を超えたピアノの場合は、ピアノを出来るだけ軽くした状態(ピアノの中身を全て取り去った状態)で、取りあえず本体をエレベーター内に入れ、エレベーター内に布団を敷いて、エレベーターの中で鍵盤部分を床につけた状態で立てるように作業をしますが、実はこの作業が大変です。

今回のマンションの場合は、エレベーターの天井の高さが230㎝なので、こうすれば理論上は210㎝の奥行きのグランドをエレベーター内で立てることができます。

なので作業員は通常は3名で行いますが、今回のような場合は、特殊作業ということで倍の5~6名の作業員で行います。
植田談 ここまで。

廊下から部屋に入れる際に、廊下の先に部屋がある場合は真っ直ぐ入れることが出来ますが、廊下に対して右または左に部屋がある場合は、ピアノを振り(回し)ながら入れるので、廊下の幅が狭かったり部屋の入り口が狭かったり、または天井が低かったりすると、ピアノが部屋に入らなくなる可能性が出るので運送屋も事前に幅や高さなどの寸法を知る必要があります。

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明日に向けて作戦会議をしていました。

運送屋は体力だけでなく神経も使いますね。

>>ディアパソンピアノ

>>>出荷調整とは

 

 

 

 

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


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