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ピアノ部屋の音響について

ピアノ等の生楽器は、演奏空間の音がそのまま伝わるので、快適な響きを持つ部屋の音響が非常に重要ですが、その割にあまり注目されないのがピアノ部屋の音響です。



余談ですが、ドイツ・ハンブルグのエルプフィルハーモニー・ハンブルクという新コンサートホールがやっと完成、今月お披露目コンサートだそうですが、音響は日本人が設計して話題になっていますが音響はかくも重要です。

ピアノはファツィオリF212、 防音と快適な音響を施したマンション、上部の天井を高く取り、音圧のために壁には拡散パネルが設置されています。  都内南麻布にて  演奏者はピアノフォルティのアレック・ワイル氏
 


弊社が管理している多目的ホールの反響板 ピアノはスタインウェイDモデル

浜松ピアノ店の3Fホール 天井がもう少し高ければ良いのですが、でも良く響きます。


内部に複雑なメカニズムを持つピアノは、生楽器のなかでも特に厄介で、最初から良質なピアノ選びは勿論ですが、それだけでは全く不十分で、丁寧な整調・調律・整音が必要不可欠ですし、それを維持するための空調管理、つまり温度と湿度管理、迷惑がかからないような防音も考慮が必要です。

しかし重要だけどほとんど話題にならないのが音響です。

音響の失敗例
過去に弊社がピアノを納入したある多目的ホールでは、ピアノはスタインウェイを購入して頂いたのですが、音響板まで予算がないということでそのままオープンしました。

さっそく地元の演奏家がピアノとのフルート?のアンサンブルを試みたところ、相手側の音が聞こえず、急遽、簡易型の反響板を購入しましたが、設置に手間がかかる上、見た目も不細工でした。
多目的ホールとしては人気があるのですが、今では生楽器の演奏会にはあまり使われなくなりました。

もう一つの失敗例
都内の品川のマンションで防音工事を完了されてから、3世代でお使いになるということで素敵な木目のディアパソンGPをご購入いただきましたが、防音の再工事をされることになりました。理由をお聞きすると大奥様が歌をやられるのですが、全然、声が響かないそうで、やむなく防音の再工事になったそうです。

テクニカル・サウンドの工場で中辻社長(右)と筆者







防音・音響対策を詳しく勉強されたい方は下記のHPで解説しています。
テクニカル・サウンド

ピアノの防音対策

 ピアノの調律とメンテナンス

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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