ピアノの性能を最大限引き出すために

Tuning & Maintenance

相性の良いピアノとの出会いのために

Choosing a piano

ピアノ日誌

Piano Diary

Home>ピアノ日誌

最近のピアノの運送事情

難易度の高いグランドピアノの道路からの吊り上げ搬入作業。
スタインウェイ搬入時に、福岡市にて筆者撮影



ピアノ運送業者の最大の悩みは人出不足による賃金の高騰

弊社がいつも利用しているピアノの運送会社さんを取材して、最近のピアノ運送業界の実態がよくわかりました。現在のピアノの運送業者の荷物のメインはピアノではなくコピー機や精密事務機械の移動ですが、社名は相変わらず〇〇ピアノ運送で、その訳はピアノ運送とした方が差別化と技術的信用度高いようです。

最大の悩みは人出不足だそうで、人の確保のため給与を上げる必要があるので、ピアノの運送費が高くなり、従来の感覚からするとの1.5倍程度に高くなっています。




倉庫から倉庫なら割安な浜松を起点とした路線便

ちなみに新品ピアノの配送の流れは、多くは浜松が拠点になりますので、浜松から路線便と呼ばれるワンマンの乗り合いトラック(ピアノだけの混載)が月に数回程度、南は鹿児島、北は東京まで出ていています。

しかも原則として高速道路は使わず、一般道を利用、依頼に応じて各地の運送会社の倉庫に順番に下ろしていくようになっていますので、これを利用すると遠距離でも結構、格安料金になっています、一般も長距離なら利用可能です。

海外からの輸入は段ボールでのコンテナ便

海外からの新品ピアノの輸入はコンテナで、倒れても傷つかないようにメーカーで規格化、厳格化した段ボールに入って日本に入荷します。
ただ、個人での海外輸送はメーカーがするような梱包は不可能なので難しいものがあります。

浜松に船便のコンテナで 入荷したペトロフピアノ

 スタインウェイの倉庫にて


お薦めブランド

浜松ピアノ店からのお知らせ

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

大半のピアノに欠けている調整ですが、丁寧な調整がピアノの性能にとっていかに大切なことか資料で分かりやすく解説をしていますので、ピアノを選ぶ前にぜひ参考にして下さい。

無料進呈していますので、ぜひ、お申込み下さい。

資料の詳しい案内はこちらから


ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載、全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです

間違いだらけのピアノ選び  ~ 目 次 ~

【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない

◎ピアノは8千個の部品◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器

◎仕上げが整音

◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない

◎ピアノはセミオーダーの楽器です


【第二章】調整によるエピソードのお話

◎中古ピアノが高い勉強代に

◎安価でも高級ピアノより魅力的

◎ブランドを信じて購入したが失敗

◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満

◎値段ほど差がない高級ピアノ

◎好みのスタインウェイがなかった

◎丁寧な調整でヤマハでも満足

◎好みのスタインウェイを求めて

◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?

◎ヤマハは温泉に浸かったような音?

◎ピアニストと専属調律師のお話

◎腱鞘炎になって困っている


【第三章】中古ピアノの問題点

◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い

◎さらなる中古ピアノの問題点

◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?


【第四章】調整シーンを写真でご案内

◎グランドピアノの調整作業

◎アップライトの出荷調整作業


【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ

◎最近のピアノの生産事情

◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語

◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ

【第六章】日本のピアノ事情

◎毎年減少する日本のピアノ市場

◎余談ですがスタインウェイについて


【第七章】筆者のブランド選びの見解

◎コストパフォーマンスが高いか否か

◎ピアノは素材という考え方

◎メンテナンスについて

グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能(タッチ、表現力)が大幅に向上することがご理解頂けます。
DVD全24分

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノ日誌Piano Diary


不要・中古ピアノ買取
ピアノ聴き比べ