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今はモノからコトへの時代のようです

メディアによると時代は「モノ」から「コト」へと変わってきているそうで、物を購入するよりも体験する方に世の中の価値観が変わってきているそうです。

ピアノの場合もお子様の教育用のピアノが大半でしたが、最近の弊社の売り上げ分布では、大人が趣味でピアノを弾き、楽しむというお客様が確実に増えています。

そうなると従来のお手軽な国産ピアノより少し上質で個性的なピアノや、伝統的なヨーロッパ製のピアノが注目され、弊社ではそれらの売り上げが伸びています。


BENTLEY 1906年創業、イギリス製(ロンドン)マホガニー、象嵌入り
1997年に弊社が販売したピアノですが、お子様が弾かなくなったので弊社に戻ってきてこれから再調整をします。

昨日入荷したばかりのベントレーピアノ 素敵なピアノです。





今では純ヨーロッパ製はそれなりに高額になり生産台数も少ないのですが、製造工程もレトロと云いますか、まだ昔ながらの手作業の多い行程でのピアノ作りなので、国産ピアノにはない味を醸し出します。

チェコのペトロフ工場にて(グランドの外枠を製作中)筆者撮影
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チェコのペトロフ工場にて(グランドの支柱の製造工程)筆者撮影
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チェコのペトロフ工場にて(グランドの製造工程)筆者撮影
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チェコのペトロフ工場にて(グランドの製造工程)筆者撮影
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チェコのペトロフ工場にて(アップライトの製造工程)筆者撮影
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チェコのペトロフ工場にて(アップライトの製造工程)筆者撮影
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知っておきたい生産国表示のルール

お薦めブランド ペトロフ



 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


特に急ぐ場合はヨーロッパからピアノを空輸します

ヨーロッパからの輸入ピアノは普段は船便で輸入しますが、急ぎの場合は航空便で送ってもらうことがあります。これはペトロフP210 Storm(奥行き210㎝、重量410㎏)をチェコのプラハ空港から航空便で関西空港に送ってもらった時のものです。

プラハ観光で有名なカレル橋からプラハ城を望むショットです。

プラハ空港からアメリカに寄り道して約1週間で関西空港に到着
普段はやらないことなので、特別に厳重な梱包で到着しました。

箱の中は真空梱包でこんな感じです。

普段はダンボールで梱包されコンテナの船便で約1ヶ月半位で静岡の清水港に入ってきて、浜松の流通倉庫で受け取りします。


このサイズのコンテナですとアップライトだけなら15台ほど入りますので、ヨーロッパからの運送費でもアップライト1台1万円ほどです。

これが重さ410㎏、奥行き210㎝のグランドピアノ1台の航空便の運送費がおよそ30万円程(最近は値上げされている)になりますが、この場合は出荷の際の梱包が大変です。

倉庫内で組み立ててみました。


このピアノは現在、浜松ピアノの3Fに設置されているピアノですが、410㎏のピアノが飛行機でヨーロッパから運んで来られたと思うと自然に愛しさが湧きます。




 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノはカスタマイズできる楽器です

最近はカスタマイゼーション(customization)という言葉がよく出てきますが、ピアノという楽器は、もともとカスタマイズ(イージーオーダー、お客様の希望に合わせる)されるべき楽器です。

自然素材を多用するピアノとい楽器は、全く同じ機種でも最初から微妙に音色や響きが異なりますが、これを整調と整音することで大きく持ち味が変り演奏者の好みのタッチや音色や響きにカスタマイズできるのがピアノとい楽器です。




弊社のメンテナンス風景(定期調律)先ずは鍵盤を外して掃除から
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アクションをつけて本体に入れ、棚板調整です、鍵盤からのパワーをロスなく弦まで伝えるために、鍵盤フレームと本体の棚板を隙間なく密着させる作業です。
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 棚板と鍵盤フレームに隙間があるとパワーロスになるので密着するように調整します。
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定期のメンテナンス(定期調律)でも、調律の前にやるべき作業がたくさんありますが、多くの場合は調律だけで終了していますので、大多数のピアノが弾き難く音色の劣るピアノになり、ピアノ本来の性能を発揮していません。

ピアノの選び方とその問題点



 
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植田 信五


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