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グランドに不可欠な棚板調整(ベッティング調整)

グランドの鍵盤、アクション一式はこのように引き出すことが可能です



アクション等を引き出すとこのようにピアノ本体の棚板が見えます


グランドピアノは棚板と筬の伸縮で双方の間に余分な隙間ができ鍵盤からの力がロスするので、ここの隙間の調整から始める必要があり、これを棚板調整(ベッティングスクリュー調整)と呼んでいます

構造はこんな具合ですが、隙間をベティングスクリュー(矢印)で調整します




棚板(ベティングスクリュー)の調整作業の動画



グランドピアノの基本的で大切な棚板調整ですので、毎回のメンテナンスでも最初に必ずやる必要があります。

この隙間の調整ができていないと、鍵盤を叩いた時にパワーロスが発生して、隙間がある鍵盤部分は底なし沼のような頼りないタッチになります。

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


基本は鍵盤調整、ここから始める必要があります

調整の基本(土台)鍵盤調整   

鍵盤調整とは全ての鍵盤がスムースに動き、鍵盤の高さと深さを一律にする作業ですが、新品のピアノでもこの作業で弾き心地が大きく向上しますが、大概のピアノはコスト増のため省かれています。

鍵盤調整は手慣れた技術者でも1日(新品)の作業時間が必要です。


鍵盤バランスホールの調整


バランスキーホールの掃除


キーフロントホール整調



鍵盤バランスキーピンの調整


キーフロントホール整調作業の動画(56秒)



鍵盤傾き調整と高さ調整作業の動画(59秒)


白鍵の深さ調整作業の動画(48秒)

 

黒鍵の深さ調整作業の動画(51秒)


調整を理解せずピアノの性能は語れない№1 鍵盤調整

調整を理解せずピアノの性能は語れない№2 アクション調整

調整を理解せずピアノの性能は語れない№3  ダンパー調整

調整を理解せずピアノの性能は語れない№4  調律と整音


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


10億円のストラディヴァリウスVS200万円の国産ヴァイオリン

先日TVで観たヴァイオリン対決
10億円対200万円のヴァイオリンの聴き比べにビックリ



これほどの価格差に関わらず、性能(魅力)は多少の個性の違いはあるにしろ、ほとんど変わらないと云う審査員の話を聞いてびっくりしました。

この200万円のヴァイオリンは日本の井筒さんという職人さんが北海道産の木を使って製作したものだそうで、かつては演奏家から良からぬ中傷もされたこともあるようですが、今回の審査員からの評価を聞いて井筒さんが涙ぐんでいたのが印象的でした。

新品の井筒ヴァイオリンがこの評価ならば、後100年もすると、もしかするとストラディヴァリウスよりも魅力的なヴァイオリンになるのではと思いました。

ピアノは構造が複雑なのでヴァイオリンのように単純比較は難しい楽器ですが、ピアノも同様の企画があれば興味深い結果になると思います。

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