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コロナと中古ピアノ事情

弊社の中古ピアノコーナー



コロナの影響で中古(不要)ピアノの買い取り現場に少し異変が起きています。

中古ピアノの買い取広告を良く見かけますが、これは中国に輸出するために業者が買い取広告をしているものです。

日本の中古ピアノをいくらでも送って欲しい、お金は心配いりませんと云っていた中国の販売業者ですが、コロナの影響でさすがの中国も中古ピアノが売れていないようで、今は買い取価格も非常に渋くなっています。

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


展示ピアノの調整が仕上がるまで№10

調律が終わったのでいよいよ最後の整音です。

整音とは

ハンマーに針を刺すことによりハンマーの弾力を変えて音色の粒を適切な音色に揃えていく作業ですが、整音作業は納入後、部屋の音響を考慮しながら演奏者の好みの音色に音色の粒を揃えていく作業が必要です(納入調整)

※弊社の展示(納品前の調整も)ピアノは中古品を含め全て丁寧に調整しています

 

 

 

 


これで整調・調律・整音が完了し、ようやくご試弾可能となりました。

 

>>お薦めブランド  ディアパソン

>>調整の必要性

 

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


展示ピアノの調整が仕上がるまで №9

余談ですが先日ご依頼頂いたお客様宅のピアノの土台の調整をしてきました。

建物でいう基礎、ピアノの場合は鍵盤です。その鍵盤を外してみると、このような金属のピンがたくさん並んでいます。
このピン176本を1本ずつ磨き上げて写真のように新品同様に戻しました。
かなりベタついていて赤サビも薄っすら出ていました。

 

これまでたくさんの調律のご依頼をいただいてきましたが、このピンが磨かれていたケースは過去1台もありません。

この基礎を手を抜かずにきちんと行なう意識レベルがあれば、この後の重要な整調(鍵盤・アクション・ダンパー調整)や整音も行なうでしょうし、そうすれば自ずとどんなピアノも弾き心地が揃ってきて快適に弾けると思います。


このピン176本を1本ずつ磨き上げて写真のように新品同様に戻しました。
かなりベタついていて赤サビも薄っすら出ていました。

 

    

    


定期メンテナンスでこのピンが磨かれているピアノは果たしてどれくらいあるでしょうか。

技術者のピアノに対する意識レベルを計るなら、このピンを確認するといいかもしれません。

 

 

このあと整音で仕上がりです。

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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