ピアノの性能を最大限引き出すために

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弊社では、ピアノはセミオーダーの楽器と考えています

洋服はオーダーメイドが着心地が良く、さらに良質な生地を選べは最高ですが、ピアノ選びもこれに良く似ています。

ピアノは既製品であるが故にメーカーと型番を決めれば性能も同じと考えられていますが、実は同じ型番のピアノでも整調・整音でタッチや音色も大きく変わる楽器です。

さらに部屋の音響を考慮して演奏者好みの調整・整音を施せば、演奏者にとっては最良のピアノの仕上がります。

ですから安価なピアノでも丁寧な調整を施し、最終的に部屋の音響も考慮し演奏者の好みに合わせた音色とタッチに仕上げたピアノは、演奏者に取って手放せないほど魅力的なピアノになります。

ピアノは鍵盤から遠隔操作で演奏する楽器という意味で他の楽器と根本的に違うので、肝心な音色やタッチは演奏者の好みに合わせて調整・整音する楽器ということです。

逆にいくら高級ピアノを購入しても仕上げの調整と整音が省かれていれば高級の意味があまりないことになります。

この概念を理解されるとピアノ選びの概念も大きく変わります。

ピアノの性能は、ピアノ自体の基本性能、部屋の音響、調整と整音の3つの要素で決まります。



必要な作業時間の分布図

調整は多くの時間が必要なので大概のピアノが省かれているところです

音色もハンマーの形を整え、ハンマーの固さを変えることによって華やかな音色になったり、しっとりした音色になります


鍵盤の重さも鉛の大きさと位置を変えることにより軽くしたり重くしたりできます


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


今、弊社では安価なコンパクトグランドが人気です

いつかはグランドという方も多いと思いますが、コンパクトグランドならスペースも取らず、高級アップライト並みのご予算で手軽にグランドピアノの演奏を楽しめます。

大きさ的には奥行と横幅がほぼ150㎝なのでイメージ的には正方形ですが、弊社で丁寧に調整した展示ピアノを一度ご試弾頂くと、これで十分と思わせるほど魅力的です。

国産グランドが115万円なので、あまりの安さに当初は不安でしたが、弊社で丁寧に調整と整音をしたところ、なかなかの名器、つまり弾いて気持ちが良いピアノに仕上がりました。

カワイGL-10 奥行153㎝ 間口150㎝  ¥1.150.000-(税抜)

オーストリアの老舗ブランド ウェンドル&ラング

奥行151㎝ 写真はウォルナット猫脚で¥1.440.000-税別) 黒¥1.220.000-(税別)

ピアノの10月からの消費税についてご案内

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


中古車と中古ピアノの違いは?

中古車は少々古くても消耗部品のバッテリーとタイヤさえ交換すれば長く乗れますが、ピアノはそれ以上で消耗部品さえ交換すれば半永久的に弾き続けることができます。

しかし車は車検でも修理工場まで持ち込み可能ですが、ピアノを預かるには運送費がかかりますし、部品代はさほどでもないのですが、全て手作業なのでそれなりの技術者が時間をかける必要があるので工賃が高くなることです。



なかでも手間がかかるのが弦の張り替えとハンマーの交換ですが、この場合はピアノを一度修理工場にお預かりする必要があります。

ハンマーの新旧の比較 ハンマーの消耗は見ればわかります


見た目では判断できないのがチューニングピンの緩みです。

ピアノも40~50年も経過すると木が痩せてチューニングピンが緩んでくる(調律不能になる)のですが、この場合はピンを一回り太いピンと交換する必要があり、同じ手間なので同時に弦も全て張り替えことになりますが、数十万の費用が必要になります。

弊社でピンと弦を張り替え中の1980年製のヤマハグランド

弊社でピンと弦を張り替えている1960年代のヤマハUP


ハンマーの減り具合は見ればわかりますが、チューニングピンの緩み具合は、調律の保持時間を確認しないとわからないので見た目では判断できません。

ですから安いという理由だけで中古ピアノを選ぶと、後で思わぬ大金が必要になる可能性があります。

ただし、消耗品を全て交換し丁寧に調整と整音を施すと大金は必要ですが、同クラスの新品より性能的には魅力的になります。

理由は古い弦楽器が高く評価されるのと同じで、木は年数を経過すれば固くて強固になるという理由からです。

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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