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アコースティックピアノは値段が年々上がります

働き方改革で労働時間の短縮が叫ばれ生産性の向上が必要とされています。

しかしながらアコースティックピアノの生産や管理(メンテナンス)は、大手量産メーカーと云えども今以上の合理化(生産性の向上)は難しいように思います。

現状は中国のように国内の市場規模が大きく人件費の安い国で、合理化された最新の工作機械を導入してピアノ本体や部材の生産、或いは委託生産をしていますが、これ以上安価にアコースティックピアノを生産するのは難しいようです。

たとえば先日、中国で委託生産されている木目グランドの問い合わせをしたところ、中国はPM2.5も大気汚染で、その対策の設備投資をしないと木目のピアノの生産が出来ず、生産がストップしていますという話が出ました。

世の中デジタル技術全盛の時代ですが、アナログ技術の塊のピアノは、たぶん、これ以上の生産性の向上は難しいので、年々値段が上がる宿命のようです。

しかも木を主体にフェルト類も使われているので、調律師の手で伸縮や歪みの修正が必要ですので手間(コスト)がかかります。





さらに時代遅れに見えるアナログ技術ですが、コピーペーストですぐに真似ができるデジタル技術に比べ、アナログ技術は奥が深くて生産性も悪く、また優秀な技術者を育てるには相当な熱意と年月が必要です。

高度なアナログ技術の最たるものがピアノの出荷調整やメンテナンスです。


ピアノはいくら高精度な機械で加工・組み立てしても、最後は調律師の手で一つひとつ伸縮や歪みを丁寧に擦りわせ調整しないと本来の性能は発揮しません。






ピアノの性能は丁寧な出荷調整で決まります

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


アコースティックピアノはアナログ技術の塊です

AIとかプロミングや5Gの時代とかデジタル全盛の時代で便利は良くなったのですが、人間はアナログでありアコースティックピアノもアナログ技術の塊なので、人間とアナログ楽器はデジタル楽器より明らかに人間との相性が良いようです。

人間の魂に響くその音色はアナログ楽器ならではで、そのアナログ楽器の代表がアコースティックピアノですが、アナログ故に生き物に近く高度な出荷調整やメンテナンスが必要です。







アコースティックピアノは高度な出荷調整やメンテナンスが必要です。

アコースティックピアノはいくら高精度な機械で加工・組み立てしても、高級ピアノほど自然素材を多用しているので、最後は調律師の手で一つひとつ伸縮や歪みを丁寧に擦りわせ調整しないと本来の性能は発揮しません。

アコースティックピアノをより深くご理解頂くために

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植田 信五


ピアノの乾燥剤は不要です

ピアノ業界ではピアノの中に乾燥剤を入れる習慣がありましたが、よく考えてみると乾燥剤をピアノの中に入れても、その効果はほとんど期待できません。

その理由は、乾燥剤は海苔の入った瓶のように密閉された小さな空間で初めて効果を発揮するもので、内部が密閉されず空気が流れているピアノには乾燥剤を置いても効果は期待できません。

ピアノのは部屋ごとの温度・湿度管理が必要ですので、温湿度計で様子を見ながら、部屋自体の適切な管理が必要です。

ピアノ部屋の適切な湿度・温度とは?

厳密に決まってはいませんが室温20~24度、湿度50~60%と考えらえています。
これを安定的に保つと弾かない限りほとんど狂いません。

2千円前後で入手可能なデジタルの温湿度計

湿度設定が可能で、設定以上の湿度の場合のみ稼働します

冬場の乾燥時には加湿器も必要です


部屋の温度と湿度を安定させると、ピアノがほとんど狂わないのでメンテナンス費用も節約できます。

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植田 信五


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