［ 2020.02.28 ］調律師になりたいと云う若者はいますが

今は調律師希望の若者は少なくなりましたが、それでも時々相談に見えられます。
そこで業界の現状と過去の失敗例を丁寧にお話して、余程の情熱がないと挫折すると説いています。

実は、調律師の仕事の作業内容が理解されていない

調律する姿がかっこよく見える若い人もいるようですが、実際の調律師の仕事で調律は極一部であって、それよりも地味な調整の時間時間の方がはるかに長く、特にグランドピアノの調整技術の習得には何年もの経験が必要なことがなかなか理解されません。

折角、高い授業料を払って調律学校を卒業しても、調整作業の指導を始めると、とたんに退屈になって自分には向いていないとすぐに辞めていく人が大半です。

中国、大連からのお客様に調整作業の説明をしているところです



地味で根気の要る作業が多い




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［ 2020.02.27 ］大半のピアノが見過ごされている棚板調整

ピアノ本体の棚板とこの鍵盤筬（鍵盤とアクションが載っている）が隙間なく密着していないと鍵盤を叩いてもパワーロスが起きて力が上手くハンマーまで伝わりません。

鍵盤筬を下から見たところ

筬についているベッティング・スクリューで隙間を調整します




グランドピアノの調整はこの隙間の調整から始めますが、ここがアクションの土台になるので、ここの調整が上手く出来ていないとパワーロスになりピアノの鳴りも悪くなります。

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［ 2020.02.25 ］第１回イコニコストリートピアノリレーコンサートを開催しました。

先週の土曜日(22日)、イコットニコットの1Fイベントスペースにて、第1回イコニコストリートピアノリレーコンサートを開催いたしました。

 

 

 

弊社の3Fホールでは定期的にリレーコンサートを主催していますが、ストリートピアノで行なうのは今回が初めてで、参加者が集まるのか不安でしたが、結果20名の演奏者が集まり、皆さまそれぞれ素敵な演奏を披露してくださいました。

クラシックやポピュラーなどジャンルは様々で、演奏スタイルも、弾き語りをされる方もいれば、兄弟や親子で連弾される方もいらっしゃり、とてもバラエティ豊かなプログラムとなりました。

 

 

 

 

たまたま通りかかった人が、足を止めて聴いてくださったり、会場はあたたかい雰囲気に包まれていました。

 

 

 

 

イコニコストリートピアノは去年の9月に設置され、"誰でも弾くことのできるピアノ=ストリートピアノ”としてたくさんの方に喜んでいただいております。

 

 

 

今後も、いろいろな企画を通して、ピアノをもっと身近に感じて頂いて、ピアノや音楽をもっと好きになって頂ける方が一人でも増えたらいいなと思っています。

 

今回参加していただいた皆さま、そして企画に協力をしてくださいました、イコットニコット様・テレビせとうち様、ありがとうございました！

 

 

 

 

※今回のイベントの様子は3月14日(土)のテレビせとうちの情報番組「なないろ☆スパイス」（午前11時～11時40分）のイコニコストリートピアノコーナーで紹介される予定です。是非ご覧くださいませ。

>>　「なないろ☆スパイス」番組HP

          >>　イコニコストリートピアノ紹介ページ