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ペトロフP118の艶消しが入荷しました

 

先日島根県へメンテナンスでお伺いしたペトロフP118-P1  ビーチサテンです。

艶消し塗装はキズに弱いという弱点はありますが、手アカ等が目立ちにくく普段の手入れが簡単です。それにとても落ち着いた雰囲気で良いですね。

 

 

 

作業風景を動画でまとめてみました。お暇な方は見てみてください。

 

 

 

 

さて、店頭に新しく艶消しのペトロフが入荷しました。

 

ペトロフP118-C1  ウォルナット艶消し

まだ調整が完了していないので試弾参考にはなりませんが、現時点で芯のある音色で元気が良さそうな印象です。

これから整調・調律・整音を行ないタッチや音色の粒を揃えていき気持ち良く演奏できる楽器に仕上げていきます。

 

>>>お薦めブランド  ペトロフ

 

 

 

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


スタインウェイアップライト定期メンテナンス

3年ほど前に岡山市内に納品させていただいたスタインウェイのアップライトピアノ。

今回定期メンテナンスにおじゃましました。

 

 

 

チューニングピンの下にある太いバー(プレッシャーバー)

国産アップライトピアノでは通常細いプレッシャーバーが使用され高級バージョンのみ高音部に太いプレッシャーバーを使用されていますが、スタインウェイは中音部から高音部にかけて同じ太さのごっついバーを使用しています。

この太いバーがあるピアノを聴き比べると分かるのですが、細いバーに比べるとキラキラと輝やかしい音が出ます。

 

アップライトピアノの中では群を抜いて完成度の高いスタインウェイで、弾き心地も独特でアップライトと思えないほどの豪華で煌びやかな音色を奏でてくれます。

 

 

 

アップライトピアノ定期メンテナンスの様子です。

これはスタインウェイだけでなく、どのメーカーのピアノも同じ作業が必要です。

 

 

作業後にユーザー様から感謝のお言葉を頂きました。

今年に入って人前で披露する機会があり、その時の聴衆者の感想が書かれた紙を特別に見せていただきました。

どの方も、「綺麗な音色」「美しい音」「心のこもった音」「優しい音」「感動した」と書かれていました。

 

スタインウェイに買い替えるまでは国産グランドピアノを使用していたのですが、今回このようなことを言われたのは人生で初めてだそうで、このスタインウェイに買い替えてから、多彩な音が出るので練習の度に音色を自然と意識するようになったと購入してすぐに言っていましたが、まさかこのような形で返ってきたことに驚かれたようで。

「これもスタインウェイに買い替えたことと、そのスタインウェイを丁寧に調整して最高のコンディションを保ってくれている三木さんには本当に感謝しています」というお言葉をいただけて、なんだかとても嬉しくなりました。

 

 

>>>ピアノの性能を最大限に引き出すために

>>>スタインウェイ

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


宮田大チェロリサイタル

香川県のレグザム小ホール(香川県県民ホール)にて宮田大さんのチェロリサイタルが開かれました。

9月末から全国ツアーが始まり今日の高松が最終日だったそうで、5年ぶりの高松公演でした。

 

 

みやただい/1986年、栃木県生まれ。3歳よりチェロを始め、9歳より出場するコンクール全てに1位入賞を果たす。2009年、ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで、日本人として初優勝。国内外で活発に演奏活動を行なう。使用楽器はストラディヴァリ1698年製、ゴフリラー1710年製。

 

 

今月10日には3rdアルバム「木洩れ日」が一般発売されます。もう明日ですね。

 

 

 

この度ご縁がありピアノの調律を2日に渡ってさせていただきました。

 

宮田大さんとピアノのジュリアン・ジェルネさんです。

お二人と気さくでとても礼儀正しい方々でした。

 

 

 

リハーサル前のジュリアンさんの指ならしが始まり空気が変わりました。

ジュリアンさんのピアノは凄く繊細で多彩な音色で演奏され思わず見惚れて聴き入ってしまいました。この後、宮田大さんが合流し約1時間リハーサルをしました。

 

 

 

リハーサルが終わり、本番前に調律の再チェックです。

照明が当たってピアノ内部の温度が上がり、部分的に少し変化があったので修正しました。

 

 

 


開演直前、ほぼ満席。

近年街中でポスターを貼るのも容易ではなくなり、宣伝が厳しかったと今回のステージマネジャーの方が話していましたが、それでこの集客は凄いです。

 

本番はお二人の息もピッタリ、とても素晴らしく感動的な演奏会でした。

 

 

 

 

 


前日の8(日)は香川トヨペット香西南店のショールームでも宮田大さんの演奏会が密かに(?)あり、大盛況でCDも完売したそうです。

ピアノはファツィオリF212

ピアノのジュリアン・ジェルネさんもこのピアノを大変気に入っていただき嬉しい限りです。

今回5年ぶりの高松公演でしたが、次は何年後に来てくれるのか・・・待ち遠しいです。

 

 

>>>宮田大オフィシャルサイト

>>>お薦めブランド ファツィオリ

 

 

1台1台丁寧な調整を心がけています

三木 淳嗣(委託調律師)


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