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只今、2台のグランドの出荷調整中です!

 広島県呉市に納品予定のディアパソンのピアノマスク仕様を、出荷調整のために先週末、倉庫から一度店頭に入れて開梱・組み立て、やっと時間ができたので、休み明けの火曜日から少しづつ出荷調整を始めました。
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出荷調整には3日間の作業時間がかかりますが、外の仕事の合間の空時間を利用して行うので、忙しい時は1週間~10日ほどかかることもあるので大変です。

翌日の水曜日の作業風景です。
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今回の広島県呉市への納品ですが、マンションの9階に納品なので、マスク仕様とピアノ架台がセットでご注文いただきました。

下部の響板の部分にジャバラを付けて、これを開閉することで絶対音量を調整します。

(マスク仕様の写真)
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今回お付けするピアノ架台です。
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ピアノ架台の役割ですが、ピアノを床から浮かせ床とピアノ架台の間に空気層を作り、階下に音と振動を伝えなくすることです。

窓を二重サッシにするのと同じ理屈なので、決して音を小さく(消音)するものではありません。

ピアノ架台は重いピアノ(約300㎏)を載せ、床との間に空気層をつくるために、常時、床と水平に保つための丈夫さが必要なので、重量も60㎏ほどになります。

ピアノ架台の裏側ですが、写真で見える12個の四角いスポンジ状のものでピアノを床から浮かせ、空気層を作ります。
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下の写真は、ご近所に納品予定のヤマハの小型グランドの中古品ですが、これも同時に並行して出荷調整中です。
こちらもマンションの3階に納品なので、ピアノ架台をお付けするようになっています。

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ピアノ架台やマスク仕様のお蔭で、最近はマンションへのグランドピアノの納品が多くなりましたが、納入後の聞き取りでも今のところ、これだけでご近所のからの防音に関するクレームは皆無です。

ピアノの防音対策

当店でピアノを選ぶメリット
 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


第10回ピアノリレーコンサートが終了 3Fホール

10月16日(日曜日)午後1時半~ 浜松ピアノ店 3Fホール

写真公開のOKが出ましたので演奏風景を2枚UPしました。


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今回は同じような催しが多くて、いつもより参加者が少なかったのですが、それでも舞台に立つのは、皆さま、思いのほか緊張されているようでした。

そんな中でも、ピアノ伴奏者の方のお誘いで、最近は私(植田)も歌で参加するようになりましたので、出場する方の心理状態がよくわかるようになりました。

皆様の緊張を解くために、下手な私が最初に謳いました。

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貸ホールと貸ピアノ練習室

 

 

 

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


最近はAI IOT Fin Techという文字がよく出てきます。

最近の新聞はAI、IOTやFinTechという横文字が溢れていて、時代の変化が従来に増して早いことを実感します。

人工知能 【 AI 】 Artificial Intelligence、IoT アイ‐オー‐ティー  Internet of Things フィンテック FinTech 金融(finance)+技術(technology)

その昔、森、元首相がITをイットと発音して、勉強不足ということで国民からバカにされましたが、特に中高年になるとその類が多くがなりそうです。

かく云う私も最近スマホデビューしたばかりで、キーボード入力から撫でるタッチパネルに慣れるのに苦労しています。

マスコミでは技術革新で10年~20年後は、肉体労働か情報技術や創造力に優れた人でないと仕事がなくなるなどど書かれており、そんなものかとも思ったりもします。

しかし、我が超アナログのピアノ業界、特に技術分野においては、将来ともマンパワーに頼らないとやっていけないのがハッキリしていますので、その意味では安心です。

AIやIOTでは、どうにもならないアコスティックピアノの調整・調律・整音
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ただ残念ながらデジタルピアノに押され、アコースティックピアノの市場規模が毎年縮小してきていますので、これからは余程、ピアノが好きでピアノに情熱を持っている人や技術者でないとピアノ業界では仕事がなくなってくるのではと個人的には思いますが、こればかりはお客様の、どこまで本物志向するかという価値観次第なので、実際にはどうなるんでしょうか?心配です。

下の写真は京都造形芸術大学で配布している「就活手帳」に使う写真で、“周りに流されず就活をしよう”というテーマが込められているそうです。
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周りの意見に流されて本当にしたいことや本当の自分が流されてしまわないようにというメッセージを込め、川という流れ続けている環境の中で面接している構図で撮影をしました、とのことですが、この素晴らしい訴求のアイデアに感心しましたが、たぶん、AIではこのアイデアは出ないと思いました。

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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