ピアノの性能を最大限引き出すために

Tuning & Maintenance

相性の良いピアノとの出会いのために

Choosing a piano

ピアノ日誌

Piano Diary

Home>ピアノ日誌

末永く愛せるピアノをご購入下さい!



お気に入りのピアノは飽きが来ない

人にはいろいろな物欲がありますが、どんなに欲しかったものでも、大概は一旦入手すると短期間で飽きがきますが、例外的にピアノは長く愛してもらっているようですが、お気に入りのピアノであるというところが大前提になります。

過去に75歳のご婦人にスタインウェイをご購入頂いことがありましたが、曰く「光ものではなくもっと早くピアノを買うべきだった」という言葉が耳に残っています。

現在1957年製のディアパソンUPのオーバーホール

ディアパソンの1957年製のアップライト、現在の型番DU-132、ウォルナット艶出し、今の価格は176万円ですが、これをオーバーホールのために半年お預かりすることになりましたが、たぶんこのピアノ、新品時より鳴りが良く快適なピアノに仕上がると思います。

木は年数経過で硬く強くなる特性

古い弦楽器が高く評価される理由は、木は年数経過すると固くて強くなるという特性のため古い弦楽器の方が鳴りが良く楽器として優れているからですがピアノも同じことが言えます。
但し、ピアノは構造がシンプルな弦楽器と違い、メカニズムが複雑で消耗品(弦、ハンマー、フェルト類)が多く消耗品の交換にはプロの手作業が必要になります。


弊社がいつもオーバーホールをお願いする浜松のピアノ職人さん


老人ホームの部屋にはピアノが置けない

つい先日の話ですが弊社のユーザー様で93歳のご婦人からお電話をいただきました。
この方はグランドピアノを長く愛用されていましたが、最近、終活でそのグランドピアノを後輩に譲り一人老人ホームに入られたのですが、「ピアノがないと寂しくて寂しくて、小型のアップライトを部屋に置きたい」というお電話をいただき、早速、部屋にお伺いしました。
しかし高級な老人ホームでしたが、流石に小型のアップライトでも設置が難しく泣く泣く諦められました。

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

弊社作成の資料を無料進呈しています 資料をご覧になった方の感想

弦楽器や他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノという楽器に対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。

浜松ピアノ店代表 植田信五 筆者プロフィール


資料内容の詳しいご案内のページへ


ネット上では公開できない業界の矛盾店や裏話を満載
全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです DVD付



 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノの防音で見逃されている音響対策

楽器の防音対策は重要ですが、一番欠けてるのが音響対策です。

弊社のお客様でマンションの部屋を防音工事をされた上でグランドピアノを購入頂いた方がおられます
があまりに響かないので再度防音工事をされた方がおられます。
理由は楽器はまだ我慢ができても歌声が全く響かないで歌う気にならなかったそうです。

防音対策は遮音と吸音で出来ますがそれだけでは不十分です。

楽器の音や歌の声が綺麗に響くことが重要ですが、多くがこの快適な音響という観点が抜けているように思います。

弊社のユーザー様で一戸建てですが、、楽器部屋の設計だけは別にテクニカルサウンドさんが担当して、完璧な防音と適度な響きを持っており、金曜日の夜ともなると、ピアノ、ドラム、ウッドベースのトリオで夜中まで演奏を楽しまれています。

 

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

弊社作成の資料を無料進呈しています   資料をご覧になった方の感想

構造がシンプルな弦楽器等と違い複雑なメカニズムを持つピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、その特殊性をご理解頂くとピアノに対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。
  
浜松ピアノ店代表 植田 信五  筆者プロフィール                                    

資料内容の詳しいご案内のページへ

ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載
全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです   
ピアノの調律とメンテナンスのDVD付




株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


丁寧な出荷調整でピアノの性能が大幅に向上します

出荷調整とは納品前にメーカー又は販売店が行う調整のこと

出荷調整とは納品前にメーカー又は販売店が行う調整のことで、ピアノの性能を考える上で重要な作業ですが、業界関係者も含めその重要性がほとんど理解されていません。

丁寧な出荷調整をやるとやらないでは30%以上の性能差が生まれると繰り返し訴えていますが、皆様になかなか理解していただけません。


新品ピアノの鍵盤が重くて困るとのご相談を受けました


新品ピアノの出荷調整には手慣れた技術者でも3日間の作業時間が必要です

一通りの出荷調整は新品で3日間(中古品ならその倍以上)の作業時間が必要なので、一旦納品してからではそれだけの時間を取るのはほぼ不可能です。
しかしながらやれば性能(タッチ、音色、表現力)が大幅に向上するのは間違いありません。

出荷調整のコストは20万円以上

新品の3日間かかる出荷調整のコストが仮に20万円とすると、1千万円のピアノなら品代の2%ですが、100万円のピアノでは20%になります。

過去の癖がついている中古ピアノでは今までの癖をリセットしてからの調整になるので新品の倍以上(1週間程度)の作業時間が必要なので、仮に50万円クラスの中古ピアノであれば、品代の50%以上が調整でコスト増になりますので大概は調整が省かれています。


ヤマハ、カワイの出荷調整は2時間半

現実はメーカーが行う出荷調整は国産グランドの新品で2時間半、高級ピアノのスタインウェイでも5時間に制限されていますので、他は推して知るべしと云ったところです。足らずの出荷調整は販売店が行う必要がありますがその習慣もありません、


大概のピアノは大幅な調整不足で満足な性能を発揮していません


しかし丁寧な出荷調整で性能(タッチ、音色、表現力)が大幅に向上することを考えると、弊社ではたとえ安価な国産の中古のアップライトピアノでも丁寧な出荷調整を行ってからお届けしています。

ご覧頂くと出荷調整で性能が飛躍的に良くなることがご理解頂けます

弊社の出荷調整作業を動画でご紹介しています

かつてのスタインウェイジャパンの24時間の出荷調整シーン、現在は5時間
に制限されています。写真はスタインウェイの元社員調律師の石井氏

スタインウェイの保守点検風景
写真はスタインウェイ社の元社員調律師の鈴木氏、ちなみに今までスタインウェイの出荷調整を行っていたのは石井氏と鈴木氏のお二人だけで、二人とも一昨年スタインウェイ社を退社しているので、現在は外部の委託調律師に任されているようです。



ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

弊社作成の資料を無料進呈しています   資料をご覧になった方の感想

構造がシンプルな弦楽器等と違い複雑なメカニズムを持つピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、その特殊性をご理解頂くとピアノに対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。
  
浜松ピアノ店代表 植田 信五  筆者プロフィール                                    

資料内容の詳しいご案内のページへ

ネット上では公開できない業界の矛盾点や裏話を満載
全44ページのピアノ選びの新しいバイブルです   
ピアノの調律とメンテナンスのDVD付




株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノ日誌Piano Diary


不要・中古ピアノ買取
ピアノ聴き比べ