[ ]ピアノの寿命について解説
経年劣化で起こる不具合は?
ピアノの寿命は経年劣化と設置環境(温度と湿度)や使用頻度で異なりますが、過去の経験から不具合が出てくるのは大体60年くらいからと考えます。
消耗品は使用頻度によりますが、困るのは弦を支えているチューニングピンが緩んできて調律がすぐに狂うようになることです。そうなるとチュニングピンを一回り太いピンに交換する必要があるので、その際は全ての弦を張り替える必要があるのでピアノを一度お預かりする必要があります、その際には2度手間にならないように消耗品も思いきって新品に交換した方が効率的で合理的になります
古いピアノは新品以上に魅力的なピアノになります
古くなった消耗部品(弦、フェルト類、ピン)を順次交換して響板の補修も施し外装も再塗装すれば、性能的には新品以上に魅力的なピアノに仕上がります、理由は木は年数経過すると固くて強固になるので、古い弦楽器と同様に鳴りが良くなるからです。
弊社がいつもお願いする浜松のピアノ職人さん
共に70代なので浜松最後のピアノ職人さんかも知れません
消耗品の弦とハンマー、チューニングピンを新品に交換済みの1960年代のヤマハピアノ
響板の割れを埋め木して再利用
古いフェルト類も張り替えします
ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に
弊社作成の資料を無料進呈しています 資料をご覧になった方の感想
弦楽器や他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、
一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノという楽器に対する概念や対処も大きく変わり、
これまで以上にピアノと良い関係が築けます。
浜松ピアノ店代表 植田信五 筆者プロフィール
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ネット上では公開できない業界の矛盾店や裏話を満載
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間違いだらけのピアノ選び ~ 目 次 ~
【第一章】大半のピアノが本来の性能を発揮していない
◎ピアノは8千個の部品
◎ピアノはリモートコントロールで打弦する楽器
◎仕上げが整音
◎試弾は調整されたピアノでないと意味がない
◎ピアノはセミオーダーの楽器です
【第二章】調整によるエピソードのお話
◎中古ピアノが高い勉強代に
◎安価でも高級ピアノより魅力的
◎ブランドを信じて購入したが失敗
◎調整が自慢のシゲル・カワイでも不満
◎値段ほど差がない高級ピアノ
◎好みのスタインウェイがなかった
◎丁寧な調整でヤマハでも満足
◎好みのスタインウェイを求めて
◎スタインウェイはトリルができるがヤマハは?
◎ヤマハは温泉に浸かったような音?
◎ピアニストと専属調律師のお話
◎腱鞘炎になって困っている
【第三章】中古ピアノの問題点
◎中古ピアノは安かろう、悪かろうが多い
◎さらなる中古ピアノの問題点
◎古いピアノは楽器としての性能が良いか?
【第四章】調整シーンを写真でご案内
◎グランドピアノの調整作業
◎アップライトの出荷調整作業
【第五章】主に中国で生産される現代のピアノ
◎最近のピアノの生産事情
◎ファースト、セカンド、サードラインという業界用語
◎メードインチャインナ&浜松ピアノ店フィニッシュ
【第六章】日本のピアノ事情
◎毎年減少する日本のピアノ市場
◎余談ですがスタインウェイについて
【第七章】筆者のブランド選びの見解
◎コストパフォーマンスが高いか否か
◎ピアノは素材という考え方
◎メンテナンスについて
グランドピアノの3日間の出荷調整作業を動画でお見せしていますが、丁寧な調整でいかなるピアノであれ性能が大幅に向上することがご理解頂けます。DVD全24分
