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グランドピアノとアップライトピアノの主な違い№2

アップライトのメリットはスペース効率が良い(場所を取らない)、製造コストがグランドドの約半分(安い)、この2点ですが、メカニズム的にはグランドの方が断然優れています。

グランドピアノとアップライトの違いを動画で簡単に紹介しています。

グランドピアノは弦や響板が水平ですので背が低く、その意味で演奏者に圧迫感を与えず音の抜けも良く、必要なら遠くに音を飛ばすことができます。

逆にアップライトピアノは背が高い分演奏者に圧迫感があり、前面の演奏者側はケースで蓋をした状態で、音は後ろ(壁側)に抜けますので、出ている音のエネルギーはほぼ同じですが、演奏者には音が籠って聞こえます。

また鍵盤の動きをハンマーに伝えるメカニズムが、アップライトピアノは鍵盤を一番下まで押し下げた状態から、元の高さ(10mm)まで鍵盤を上げないと2回目の音を出すことが出来ませんが、それに比べ、グランドピアノは鍵盤を押し下げた状態から半分位上げたところで2回目の音を出すことが出来ます。結果として連打がアップライトピアノは1秒間に7回、グランドピアノは1秒間に14回連打が可能になります。これはグランドピアノにレペティションレバーシステムという機能が備わっているためです。
さらに、グランドピアノはダンパーペダル、ソフトペダルも自然に機能して、演奏者の細かいテクニカルな表現が可能です。

アップライトピアノの打弦メカニズム

グランドピアノの打弦メカニズム


同予算で考えた場合、純粋にピアノのより良い(上質な)音色と響きを楽しみたいということを重視すれば高級(高品質)なアップライト、それよりも高度な演奏テクニックや表現力を重視すればグランドピアノの選択になると思います。

この境界線が大体ご予算200万円前後で、200万円以上のご予算の場合は、スペースが許す限り大概はグランドピアノの選択になります。

物理的な違いは概ね前述の通りですが、そのような価値観とは別に、ピアノを大切な一生ものの楽器として考え(良いピアノを所有する喜び)、自宅でさりげなく良い音色や響きでピアノ演奏を楽しみたいという向きには、良質の小型のアップライトピアノも一つの選択肢かも知れません。

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大市場の中国でピアノが売れていない

最近は中国経済が破綻の危機という報道をよく見ますが、中国へ日本の中古ピアノを毎月コンテナ単位で輸出している業者の話では、最近は売値を下げても買ってくれないそうで、理由を聞くと中国が極度の不景気だからだそうです。

そのような背景から中古ピアノの買取広告も減少し、中古ピアノを大量在庫をしている輸出業者が国内に安値で放出する可能性があります。

ところで日本の中古ピアノを希望するのは中国の庶民だと思いますが、気になるのは富裕層で、高級ピアノのスタインウェイなどは中国が最大の市場のようで、たぶん、今回は富裕層も経済の先行き不安でかつてほど高級ピアノを購入しなくなっているではと推測しています。

浜松ピアノ店 1Fショールーム


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ピアノは調律だけでなく整調と整音が必要です!

コンサートホールのピアノ同様、ご家庭のピアノも調律だけでなく整調と整音が必要です。      

メンテナンス風景、整調作業はピアノの音は出ません

ピアノに調律が必要なことは良く知られていますが、1時間少々の調律に比べ、その何倍もの時間と手間がかかる整調や整音の重要性と必要性については、ほとんどの方が知らないか、あるいはご理解頂いていないように思います。

ピアノは正常な形状と堅さを持つハンマーが、弦のスイートスポットを正しく叩いて初めて本来の音色や響きがしますが、その為には全ての部品が正しくスムースに動くように、調律師の手で一つひとつ擦り合わせ調整する必要があります。

調律は1時間少々で終了するのに比べ、なかでも整調作業は、一通りやろうとすると手慣れた技術者でも新品でも最低で2~3日はかかる作業です。

一般にピアノメーカー幹部も販売業者も整調や整音の重要性や必要性があまり認識されていないので、ほとんどのピアノが新品の出荷時の調整から定期のメンテナンスに至るまで整調や整音がほとんど施されていないので、せっかくの高級ピアノも、性能的には台無しになっているのが残念でなりません。

当店でピアノを選ぶメリット








 

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