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お薦めの調律師≠腕の良い調律師

腕の良い調律師がお勧めとお考えの方が多いかと思いますが、実はそうでもなく、ピアノの性能やメンテナンスに対しての意識レベルの高い調律師が必須です。

調律師の仕事を部屋の掃除に例えると、私自身は掃除機をかけただけで満足していますが、うちの奥さんから見ると、これでは掃除した内に入らない、照明器具の掃除、押入れの中の整理整頓や拭き掃除等、やることが多いのが部屋の掃除です。

調律師の仕事もこれと似ていて技術力の差というよりも意識レベルの差が大きいのが調律師の仕事です。

つまり当たり前のことを順番通り手を抜かずにやれる調律師がお薦めの調律師ですが、この当たり前のこと(整調・調律・整音)をセットで行うことが出来る調律師は極めて稀です。

定期メンテナンスも調律の他に整調と整音をざっとでも行うには半日の作業時間が必要ですが、これが毎回きちんとできる調律師ならピアノも快適に仕上がるはずです。

具体的には作業に入る前に演奏者から現状の不満と希望(音色、タッチ他)を聞いて、作業終了後に演奏者に試弾してもらい結果に演奏者が満足して作業完了になります。

※但し現実には所属する会社(メーカー等)により、調律師に対する調律台数の消化ノルマがあるので、必ずしも1台のピアノにじっくり向き合うことができていません。

ピアノの性能(タッチ、音色、表現力)を大切にお考えの方に

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


プレップ・アップ=出荷調整という言葉をご存じでしょうか?!

ひと昔前まではスタインウェイのような高級輸入ピアノは、納入前に日本で3日(24時間)かけて出荷調整(調整・調律)が行われてからお客様宅に納品されていましたが、それが今ではスタインウェイのような高額なピアノですら、スタインウェイジャパンによる出荷調整が5時間に制限される時代になりましたので、その他のピアノなら尚更です。

※ピアノは他の精密機械と違いメカニズムに木とフェルト類が多用されそれらに必ず歪みや伸縮が起こりますが、これを調律師の手で丁寧に擦り合わせ調整して初めて本来の性能を発揮します。

省かれるようになったのは、一通りの出荷調整をやるには新品でも3日もかかるので、手間(コスト)がかかり過ぎるという理由ですが、丁寧な出荷調整を行うと性能的には確実に向上し、ずいぶん弾いて気持ちが良いピアノ(タッチ、音色、響き、表現力の向上)に仕上がります。

しかしピアノの性能を大切に考える弊社では、新品ピアノは勿論安価な中古ピアノも、全てのピアノを納品前に丁寧に出荷調整を行ってからお届けしています。

出荷調整シーンをご覧頂くとわかりますが、特別な技術ではなく当たり前のことを当たり前のようにやっているだけで、要は手間をかけるか、かけないかの違いだけですが性能アップに対する結果は歴然としています。

浜松ピアノ店の展示ピアノもこのような丁寧な調整をしていますので、ご試弾いただくと中古・新品、メーカーを問わず、丁寧な調整(整調・調律・整音)の有無による性能(タッチ、音色、響き、表現力)の違いを体感頂けると思います。

ピアノの調律とメンテナンス

写真はたくさんある調整項目のほんの一部です

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


ピアノの調律が狂いやすい条件

「調律がもう狂ってきた」このような声をよく聞きます。なぜうちのピアノは調律が早期に狂うのか、どうしたら狂いにくくなるのか。

調律が狂いやすい条件が大きく分けて4つあります

①よく弾く

毎日よく弾く、つまりハンマーで弦を叩く回数が多いまたは強打されると、弦が振動されて伸び、少しずつ狂ってきます。

②弦が新しい

弦楽器されている方は分かると思いますが、新しく弦を張るとチューニング(調律)してもすぐに音が下がってきます。
新しい弦はある一定のところまで伸びるのでその間はどんどん音が下がり、頻繁に引っ張ってチューニング(調律)が必要です。これはピアノも同じで、新しい弦つまり新品のピアノは弦が一定のところまで伸び、安定するまでに早くても2~3年はかかるためその間はどんどん音が下がって(狂って)きます。

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③温度変化が大きい

例えば冷暖房の風を直にピアノにあてると弦やフレームが伸縮しすぐに狂ってきます。

次に、調律する際の温度から±3度以上の変化があると同じく弦やフレームにも影響するので弾かなくても狂ってきます。調律時の温度に戻すとピタッと合ってきます。

最後に湿度変化です。多湿も過乾燥もピアノには良くないですが、どちらかといえば過乾燥が調律には影響します。50%前後だと大丈夫ですが、30%台の過乾燥は木材が痩せネジが緩むのです。よって調律ではチューニングピンが打ち込まれているピン板が痩せチューニングピンが緩み、結果音が大きく下がってきます。



④古くなるとチューニングピンが緩くなる

古いピアノもピン板が経年変化で痩せてくるので同じ結果になります。
その場合は、チューニングピンを一回り太いピンに交換する必要があります

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