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鍵盤ブッシングクロスの貼り替えと適正化

鍵盤ブッシングクロスとは

赤いのがブッシングクロス、一つの鍵盤に2つあるので176ヶ所あり代表的な消耗品の一つ
これが適正化されていないと、タッチが悪く弾き難いピアノになります。

年数経過と使用頻度にもよりますが、快適なタッチを考えると30年程度で貼り替えて最適化するの必要があります。

昔はヤカンの蒸気でクロスを剥がしていましたが、これを使うと一度に5ヶ所を剥がすことができます。

新しいクロスを貼って固定させます

隙間を訂正化します
鍵盤バランスホール調整 (2)

 

 

 

 

 
























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ピアノや調律師の仕事はAI時代こそ注目される!

かつては頭脳系事務は花形の職業だったけど、会計業務のクラウド化や人工知能(AI)の飛躍的向上により将来性が危ぶまれている。

中国からのお客様を迎えて

人の仕事が機械に置き換えられていく中で、人間しかできない、数値に表れない、人間のこだわりや汗の部分に光が当たる時代になってくるように思います。

こうした時代に脚光を浴びつつあるのが、機械に置き換えられないアコスティックを管理する職人系の調律師の仕事ではないでしょうか。





ピアノの製造工程は機械化等で随分合理化されて来ていますが、天然素材の木やフェルトを多用したメカニズムの細かい歪みの修正や擦り合わせ調整、調律や人により好みが分かれる整音、そしてハンマー交換や弦の張り替え等のオーバーホールは、将来的にもAIや機械では不可能です。

ただピアノ市場は電子ピアノの置き換えられ、あえて手間がかかるアコスティックピアノを選択される方は、タッチや音色に強いこだわりを持つ、いわばピアノ愛好家に限られてきていますので、調律師の仕事の絶対量は少なくなってきています。

さらに新人の調律師の育成は難しい

他の技術職が2~3年で一人前?になるのに比べ、調律師の仕事は1~2年の調律学校を卒業しても、精密な整調や整音が出来るようになるには、最低でも5年以上の実務経験(研修期間)が必要になるので、その段階で諦める人も多いのが実情です。

若い調律師への提言

#調律師

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調律師のやるべき仕事内容とは?

ピアノは内部に木と金属、フェルトを使った複雑なメカニズムを持ち、これらを介してリモートコントロールで打弦、演奏するという意味で独特の楽器ですので、調律師は下記の作業が順番通りできなければなりません。

①整調
演奏者の指の細かい動きを、鍵盤を通してロスなく正しく弦の最適な位置をハンマーで叩くように調整し、鍵盤からハンマーまでの動きを全鍵揃える調整(15時間以上)

 


◎鍵盤(バランス・フロントキーピン)磨き
◎鍵盤(バランス・フロントキーピン)位置・傾き調整
◎鍵盤(バランス・フロントホール)調整
◎棚板調整
◎鍵盤(白鍵・黒鍵)高さ調整
◎弦合わせ(走り・ねじれ・間隔)調整
◎サポート合わせ調整
◎バックチェック合わせ調整
◎ジャック位置(前後・高さ)調整
◎鍵盤深さ(沈み量)調整
◎ハンマー接近調整
◎ハンマードロップ調整
◎打弦距離調整
◎ハンマーストップ調整
◎レペティションスプリング調整
◎シフトストップネジ調整
◎ダンパーかかり(始動)調整
◎ダンパー総あげ調整
◎ダンパーストップレール調整
◎ソステヌートロッド調整
◎各ペダル調整(踏み込み量・遊び)

調律(1時間~1時間半)

整音(2時間以上)
ハンマー整形
弦あたり(3弦・2弦合わせ)
ハンマー弾力(針入れ)調整


雑音・共鳴・各ペダルチェック

複雑でデリケートでメカニズムを持つピアノは地道な作業を時間をかけて手を抜かず順番通りやっていくことが重要になります。

②調律
約230本の弦を引っ張り正しい音の高さに合わせる調整(1時間~1時間半)
調律シーン⑫















③整音

弦を叩くハンマーフェルトの形状を整え、弦との嚙み合わせや、針を刺して弾力を整え、全てのハンマーの音色の固さ揃える調整(2時間以上~)
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