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若い調律師が育っていない

チェコのペトロフ社の技術者との技術交流会(東京にて) 

浜松の竜洋工場でディアパソンの出荷調整中の乗松氏も今は退職されています


ピアノ業界も低迷して既に長いのですが、調律学校の先生のお話をお聞きすると菅、弦楽器業界も少子化で盛り上がらず、販売・修理の仕事も減少気味で、これからは単に修理ができるという技術力では仕事がなく、菅楽器や弦楽器の業界に於いても、単に壊れたから修理するというのではなく、正常な楽器をさらに演奏者の希望に合わせた高度なチューニングができる技術力がないとこれから先は仕事がなくなるようです。

弊社の鍵盤調整作業風景

ピアノの調整は地味な作業の積み重ねですがピアノの性能を大切に考えると必要不可欠な作業です。
なかでも鍵盤調整は全ての調整の土台になるので極めて重要な作業です。

この鍵盤調整で初めて全ての鍵盤がスムースに動き鍵盤の高さと深さが均一になりますが、この上にアクションとダンパーが載っているので調整の土台になり鍵盤の位置が狂うと全ての調整が狂います。

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若い人は下積みの修業が苦手な上に、将来の明るいビジョンが見える職場環境が極端に少ないので、音楽やピアノが好きでこのような細かい作業も好きな人でないと調律師として長続きしません。

ただ一旦、整調や整音の高度な技術を身につけると、たとえ将来、もっとピアノ業界が低迷しても、違いが分かるピアノ愛好家の方からは確実に支持されますので将来も仕事に困ることはないので、調律師希望の方は弊社に一度、ご相談下さい。

ピアノの調律とメンテナンス



 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


「ウッドショック」でピアノも値上げになるのか!?

報道によるとアメリカでは木材価格がこの1年で3倍以上に跳ね上がっており、中国でも住宅着工が堅調で木材需要が伸びており、日本の木材輸入も例年の半分程度しか調達できないようで、お蔭で住宅価格や木製家具も販売価格の見直しを迫られているそうです。

他人事のように考えていましたが、よく考えるとピアノも木材を多用しており、まだピアノメーカーから値上げの打診はないですが、これからピアノも20~30%の値上げになるのではと心配しています。

世界的に進む「ウッドショック」木材不足で高騰

チェコのペトロフピアノの工場









 
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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


大切なピアノを快適に長く愛用するために

ピアノを快適に演奏するには丁寧な調整が不可欠ですが、もう一つ大切なことがピアノ部屋の温度と湿度管理で、たまたま今は梅雨ですが弊社も除湿機がフル稼働しています。

古いピアノの下取り時や不要ピアノの買い取り時に強く思うのですが、ピアノの状態は設置部屋の環境で想像以上に大きく変わるということです。

古いピアノでも内部の状態が良好なピアノもあれば、比較的新しいピアノでも内部が錆だらけでかなりスティックが多く部品交換や修理が必要なピアノもあり、それらを見ているとピアノ部屋の湿度と温度管理、特に除湿が重要だと感じます。

除湿機と加湿器合せて6~7万円の出費になりますが、少し長い目でみるとピアノの性能も安定するし、その分メンテナンス費用も安くなります。


ご自宅で快適なピアノを演奏するためには、ブランド選びよりもむしろ丁寧な調整と部屋の湿度と温度の適切な管理をすると、仮に安価なピアノであっても日々気持ちが良いピアノで演奏できますし、逆に高級ピアノを購入してもそれらを軽視すると弾き心地や音色に不満が出ると思います。




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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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