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浜松ピアノ店 Weekly music VOl.7

店頭のペトロフ P118 マホガニー艶出しでの演奏です 2分22秒
ショパン/マズルカ ト短調作品24-1  演奏者 田中節夫



演奏者略歴

桐朋学園大学卒業後、西ドイツ ハノーヴァー国立音楽大学を経て、パリ・エコールノルマルにて演奏家資格を取得、2001年、文化庁派遣で再びパリで3ヶ月間研修する。現在、山陽学園短期大学教授の傍ら各地で演奏活動を行なう。ピティナ正会員 ピティナ審査員

お薦めブランド ペトロフ

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


国際ピアノコンクール ピアノ選びの裏事情 ②

従来とは異なる斬新なピアノ選びの方法  2016年シドニー国際ピアノコンクール


今迄の国際コンクールのピアノ選びの方式であれば選定時間が少な過ぎる(約10分)ので、結果として80%のコンテスタントは何時も弾きなれているピアノを選ぶと言われています。

ところがシドニー国際ピアノコンクールでは「ピアノ選択」の自由は無く、ファイナルのコンチェルトまでは、与えられたピアノを与えられた時に弾くというユニークな方法が採用されました。


「採用ピアノはヤマハ、ファツィオリ、カワイ、スタインウエイの4ブランド。
コンテスタントを4グループに分け、グループごとに同じピアノを順番にローテーションで与える。
ファイナルまで演奏回数は4回あるので、通過したファイナリスト達はそこに行くまでに4ブランドを全て経験することになります。

このシステムは、音楽監督の「ピアニストは通常コンサートでピアノを選ぶことができないので、その日常の環境を作り、与えられたピアノが上手に弾けることもテストのうちとした」という考えに基づいている。」との説明でした。
 
結果は?
6人のファイナリストは12コンチェルトの中(一人2コンチェルト)、9コンチェルトをファツィオリで弾くことを選び、他の3メーカーの合計は3コンチェルトだけだったようです。

主催者側も演奏者ごとにピアノを入れ替える必要がないので運営がずいぶん楽になるので、おそらく今後は他の国際コンクールのピアノも同様の方式が増えてくると予想されます。

このシドニー国際ピアノコンクールでは、ファイナリストの最終のコンチェルトの時のみ、4ブランドのピアノの中から一番好きなピアノを選ぶことができるのですが、ファイナリストが選んだピアノは、12コンチェルトの内9コンチェルトはファツィオリが選ばれたそうです。

ファツィオリのフルコンサートピアノ

フツィオリピアノの創業者 パオロ・ファツィオリさん








2016年シドニー国際ピアノコンクール:斬新なシステム

お奨めブランド ファツィオリ

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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


国際ピアノコンクール ピアノ選びの裏事情

NHKのBS1スペシャル 「もうひとつのショパンコンクール ~日本人ピアノ調律師たちの闘い~」は何度も再放送されたのでご覧になった方も多いと思います。
この番組はスポットを、ピアノを提供するメーカー側や調律師側に当てられているので大変興味深く観ました。


メーカーは自社のブランドのイメージ向上のために国際コンクールに積極的に参加して、自社のピアノを使った演奏者が優勝すると世界中でガラ・コンサート(優勝を祝うコンサート)を開催して自社ブランドのイメージアップを図ります。

ただ大きな矛盾が一つあります。それは従来のコンクールでは、自身がコンクールで使用するピアノ(ブランド)を選ぶ必要があるのですが、そのピアノを選定する時間が一人10分程度しか与えられないことです。

筆者は高松国際ピアノコンクールでピアノ選びの現場に何度か立ち会う機会がありましたが、多い時は舞台にヤマハ、カワイ、スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン、ファツィオリと6台のフルコンサートピアノが並べられ、コンテスタントはこの6台の中から自身がコンクールで弾くピアノを10分で選ぶのですが、傍で見てても僅か10分で1台を選ぶのは無理なのがわかりました。

優勝を目指すコンテスタントには失敗は許されないので、どうしても馴染みのあるブランドを選ぶようになるので、その結果として馴染みのあるスタインウェイが一番多く続いてヤマハになるので、いくら素晴らしいピアノであっても選ばれる可能性は低くなります。

ピアノの調律とメンテナンス

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