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ある日のショールーム風景






弊社のショールームは、一般的なショールームのイメージからすると少し変わっているかも知れません。と云いますのもユーザー様宅の調律の仕事も重要ですが、同様に展示ピアノや出荷前の調整も重要と考えていますので必然的にこのような店頭風景になります。

ある調律師さんに話を聞くと「会社を出るのは夜の9時、10時でとにかく忙しい」私が「ピアノもたいして売れていないのに何でそんなに忙しいの?」と質問すると、忙しい理由は「夕方会社に帰ってから不良カードの掘り起しに忙しい、これがものすごく疲れる、でも翌日のアポが取れないと帰れない」という返事が返ってきます。
 
※不良カードというのは、もうピアノを弾いていないので調律は不要というお客様のカードのことを云います。

つまり有料調律のお客様が少なくなったので、過去のユーザーでもう調律をしなくなったお客様へ掘り起し(有料調律へ誘導)に忙しく、エネルギーの大半が不良カードの掘り起しに取られているようです。

しかも昼間は留守が多いので夜は会社で不良カードを見ながら、電話で翌日のアポ取りにエネルギーを使っているようです。

ちなみに売り出し中心のお店の調律師の方にお聞きすると、特に中古ピアノを購入されたお客様は、納入調律(サービス)が終わり、有料調律になると70~80%の方が有料調律をしないのだそうです。

そのような背景も若い調律師が育たない大きな理由かも知れません。

浜松ピアノ店でピアノを選ぶメリット

多くの方々がピアノを購入する際の選考基準に悩まれています。
 
 

 

株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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