[ ]ペトロフピアノをお薦めする訳は? №3
今では多くのヨーロッパの老舗ブランドが廃業したり中国で委託生産するようになったので、必然的にペトロフ社が今ではヨーロッパ最大のピアノの生産拠点になってしまいました。
広大な敷地を持つチェコのペトロフ社の工場 正門前での筆者
150年以上の歴史を持つペトロフですが、チェコは第二次大戦後、社会主義となり1989年のベルリンの壁崩壊で現在のように民主化されました。
そのような歴史的背景から、まだ人件費は安く(月給10~15万)ペトロフ社の工場は伝統的な手作りの工程が多く残ったピアノ作り(合理化が遅れている)をしているのが我々日本人には魅力的です。
つまりペトロフピアノは今でもスタインウェイやファツイオリのような超高級ピアノと同様にヨーロッパの伝統的な手作りのピアノながら、人件費がまだ安いので国産高級ピアノ並みの価格で純ヨーロッパ製ピアノが入手できるのも大きな魅力です。
自国に生息する針葉樹が使われます
今のような人工乾燥ではなく、工場の広大な敷地内で何年も自然乾燥させて木材が使われます
国産ピアノのように積層材ではなく無垢の木を使ったピアノ支柱
大切な響板も昔ながらの作業工程
ロット(ライン)で流れず、1台ずつ台車に載せて製作されます(アップライト)
ロット(ライン)で流れず、1台ずつ台車に載せて製作されます(グランドピアノ)
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