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ピアノ選びの基本的な考え方

ピアノの性能は調整と整音次第

ピアノには中古、新品、安価、高級とありますが、買い替えが難しいので慎重にならざるを得ないのですが、何をどう慎重に選んだら良いのかわからなくなるのではないでしょうか。

中古品は消耗品の良し悪しで一般には選び方が難しいところがありますが、今の新品に限って云えば、粗悪品はないので多少の個性はあるにせよ予算内で、デザイン等の外装がお気に召せばどれを選んでも問題ないと個人的には考えています。

その理由は、そもそも万人が好むピアノというものは存在せず、ピアノはイージーオーダーの楽器と考えているからです。

ピアノという楽器はイージーオーダーという考え方

イージーオーダーの楽器とは

ピアノは他の楽器と違い鍵盤から木とフェルトといった自然素材を多用した複雑なメカニズムを通して打弦する楽器なので、ピアノの特性、すなわちタッチや音色、表現力は、関わる調律師の情熱と手間のかけ方でその特性は大きく変わりますので、熱意と技術力のある調律師にかかると、最終的に自分の好みの特性(音色、タッチ)に変えていくことができる楽器だからです。ただ、そのような調律師が極めて少ないのが問題ですが。


コストパフォーマンスが高いか否か

ピアノ選びでもう一つ重要なことはコストパフーマンスが高いピアノか、低いピアノか?ということがあります。

ピアノの基本設計はどこも同じなので、一般論ですが有名ブランド(高額ピアノ)ほどブランド料が上乗せされてい分コストパフォーマンスが低い傾向があります。逆にいえば無名ブランドのピアノの方がコストパフォーマンスが高いと云えます。

ピアノ選びの基本

結論として、予算内でできるだけコストパフォーマンスの高いピアノを選び、熱意と技術力のある調律師に部屋の音響を考慮しつつ自分好みに仕上げてもらうと満足度の高いピアノになります。

弊社がお薦めしているブランドは全てコストパフォーマンスが高いピアノという意味でお薦めしています。

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資料をご覧になった方の感想

弦楽器や他の楽器と違うピアノならではの特殊性をご理解頂くためのもので、一旦ピアノの特殊性をご理解頂くとピアノという楽器に対する概念や対処も大きく変わり、これまで以上にピアノと良い関係が築けます。

浜松ピアノ店代表 植田信五 筆者プロフィール


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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