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高級ピアノと安価なピアノの違い

ピアノの基本構造は同じですが、高額なピアノほどコストに余裕があるので良質な材料(木材)を使って丁寧な仕上げることができ、安価なピアノはそれなりの材料(木材)を使い合理化された生産(大量生産)をされますが、これが微妙に音色や響きに影響してきます。

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純ヨーロッパ製ピアノは、音色のピアノ全体で良く鳴りますので小型のピアノであっても魅力的な響きを持ち弾き手によりいろんな音色を出すことができます。安価なピアノはその逆ということになります。

このような特性に加えて有名ブランドはそれなりのブランド料が加算され高額になります。

但し、いかに高級ピアノの名器であっても、丁寧な調整と整音なくしては凡器になりますし、その逆もあり得るのがピアノという楽器の特異性です。

最近は国産ピアノの値上げが続いていますが、これは日本国内の需要減で生産台数が少なくなり、たとえば月産500台の工場が月産400台になると、工場の稼働率が下がるので単純計算では20%の値上げになります。

高級ピアノの代名詞 スタインウェイ GP1030万円より


最高級ピアノ ファツィオリ   GP1220万円より

ヨーロッパの伝統的な生産手法のペトロフ GP390万円より








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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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