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もうひとつのショパンコンクール、ピアノ調律師たちの闘い

NHKで何度も再放送された「もうひとつのショパンコンクール」華やかなコンクールの舞台裏での調律師の闘いを紹介したもので調律師の苦労を取材した珍しい番組です

ショパンコンクールに持ち込まれるピアノはヤマハ、カワイ、スタインウェイ、ファツィオですが、ポイントは出場者、特に優勝者にいかに自社のピアノを選んでもらうかが最大のポイントで、そのためには優勝者に気にってもらうようにいかに自社のピアノを仕上げるかが調律師に問われます。

ファイナルに残った出場者は複数いるので、全員に気に入ってもらう調整や整音はできないので、ここでは優勝候補に的を絞って優勝候補が最大限に映える演奏ができるように調整や整音をします。

その上で自社のピアノを使用した演奏者が優勝できたならば自社ブランドの向上に大きな貢献するので、裏方の調律師の責務と苦労も大変です。



いかに最高のピアノでも万人が良いと云うピアノはないので、最後は演奏者の好み(演奏スタイル)や当日の演奏曲、会場の音響に合わせた最適な調整と整音が必要になります。



ピアノという楽器の性能は、かくも調律師の技術と情熱に支えられているというお話ですが、これは一般家庭のピアノもこれと同様のことが必要です。

外国のピアノ(ファツィオリ)を日本人調律師として初めて任されたファツィオリジャパンの越智氏


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株式会社浜松ピアノ 代表取締役社長

植田 信五


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