[ ]№2、アクションとダンパーの調整
調整の順番も重要で、鍵盤調整が完了してから初めてアクションとダンパーの調整に入ります
ハンマーの間隔や動きを揃え、ハンマーが弦の最適な位置に当たるように調整するのが弦合わせ調整です。
ハンマー走り調整
弦合わせ調整
次はハンマーと鍵盤の奥にある黄色い部品(バックチェック)の噛み合わせの調整です。
バックチェック合わせ調整
続いて、ハンマーを支える棒(シャンク)の下にあるサポートという部品が真下にくるように調整するサポート合わせ調整です。
これは野球のバットやテニスのラケットの芯(中心)にあてることで、少ない力で無駄なく飛ばすようなもので、サポートの左右のズレを修正しハンマーの真下に持ってくることで鍵盤からのパワーをもれなくハンマーに伝えることができます。
サポート合わせ調整
ジャック調整の前後と高さの調整です。
このジャックはハンマーを操作するとても重要な役割をしてくれます。
演奏時に連打する上で欠かせないのがこのジャック調整。
これがきちんと調整できてないと、連打が入るのもあれば入らないのもあったりと・・・不揃いは弾く上でストレスになりますよね。
ジャック前後調整
白鍵深さ調整
ハンマー接近調整
ハンマードロップ調整
打弦距離調整
ハンマーストップ調整
レペティションスプリング調整
ダンパーレバー調整
ダンパーかかり調整
ダンパー総上げ調整
ダンパーペダル遊び・踏み込み量の調整